ブランドや車種の個性が表れるのは、デザインやメカニズムだけとは限らない。例えば、収納スペースもそのひとつ。ユーザーが少しでも使いやすいように創意工夫が凝らされている。そのこだわりをチェックしてみた。
「4人が快適で楽しい、200万円の使える四駆」をコンセプトに2000年に初代モデルが登場。続く二代目(07年〜)も角ばったプロポーションやオールモード4×4-iといったタフギアらしさが溢れていた。そして、13年には現行型となる3代目へモデルチェンジ。これまで培ってきた美点を磨き上げるだけでなく、曲線を強調した都会的なスタイルへと大きく舵を取ったことが話題を呼んだ。なお、15年にはハイブリッドが追加され、17年にはプロパイロットが搭載された。5人乗りのほか、3列目シートを備えた7人乗りも選べる。
自由に使える大きめ収納
外観同様に内装もアウトドアを意識している。なかでもシートは、胸郭と骨盤を支えることで背骨への負担を減らし長距離ドライブでの疲労を軽減させるほか、防水加工も施されている。収納スペースは、サイズを大きめにすることでユーザーの使い方を限定していない。