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日本第一の開発の賜物、スバルレヴォーグ、収納スペースを総チェック!! 容量は?使い心地は?


ブランドや車種の個性が表れるのは、デザインやメカニズムだけとは限らない。例えば、収納スペースもそのひとつ。ユーザーが少しでも使いやすいように創意工夫が凝らされている。そのこだわりをチェックしてみた。

 2014年に日本専用のステーションワゴンとして登場したことが話題を呼んだ「レヴォーグ」。日本の道路事情に合わせたボディサイズとしながら、ゴルフバッグを4セット積めるほどの大容量ラゲッジルームを備える。なお、デビューから小まめな改良が施されており、現在販売中のモデルは18年4月に改良が施されており、アイサイトのプリクラッシュブレーキの減速制御の作動タイミングが早まっている。エンジンは1.6ℓもしくは2.0ℓの水平対向4気筒ターボで、駆動方式は全車4WD。走行性能を追求した「STI Sport」も用意。

使いやすさに配慮したシンプルな収納

 インパネ中央に陣取るナビゲーションに加えて、その上部にマルチファンクションディスプレイを配置するというスバルならではのコックピットを採用。運転中の視認性と情報把握に対するこだわりが感じられる。コックピット周りはスッキリとしているが、日常生活に困らないだけの収納は一式揃っている。

①運転席側のサンバイザーにはベルト式のチケットホルダーがあり、駐車券やはがきサイズのカードなどを差しておくことができる。

②ダンパー付きでゆっくり開くグローブボックスは縦140mm×横360mm×奥行き200mmで、奥に行くに従って狭くなるが、CDケースなら16枚収納可能。

③センタートレーにはUSB端子2個とDC12V電源ソケットを用意。高さ95mm×横155mm×奥行き130mmでスマートフォンの置き場所として便利だ。

④可動式のストッパー付き前席カップホルダー。後方部を取れば、縦200mm×横90mm×深さ100mmの小物入れになる。未使用時はスライドカバーで蓋もできる。

⑤アームレスト内150mm×130mm×深さ170mmのボックスは小さなポーチなどが入れられる。DC12V電源、ペンホルダー、カードホルダーも装備。

⑥インパネ右下にも蓋付きの小さな小物入れがあり、ガムやミントタブレットといったものを収納できる。オプションでここにETCを設置することも可能だ。

⑦フロントドアポケットは500mℓペットボトルホルダーの後方にノートやCD程度が置ける。後方の切り込みは雑誌などが反らないようにするアイデア。

⑧後席ドアポケットにもボトルとちょっとした小物が置ける。前後席ともにドアポケットには遮音のため不織布が張られるようになった。

⑨前席のシート背後には雑誌などを収納するのに便利なシートバックポケットを左右に装備。シート背面のつくりも丁寧で質感が高い。

⑩後席のセンターアームレストは幅広く剛性感もあり、使い勝手のよい高さ。ドリンクホルダーは2個共に細い缶用のストッパー付き。

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