オービスと言えば速度を取り締まるもの、と思いきや、なんと京都市内の交差点に、信号無視したクルマを撮影し、後日、呼び出しにより検挙する、いわゆる信号無視オービスが14年も前から存在しているのだ!
日本にはこの1機のみ! 歴史は古いが、なぜか普及せず!
場所は京都市上京区、河原町通りの荒神口交差点。信号と制限速度表示器の隣に、2車線対応のストロボ&カメラが設置され、北へ向かうクルマを狙っている。実際に赤信号を無視したら、後日、警察から呼び出しがあったという報告が何件かあったところを見ると、ただの監視カメラではなく、実際に取り締まりを行っている可能性が高い。
ただ、信号無視はいうまでもなく反則行為(青切符)であり、ナンバーはともかくドライバーの顔写真を勝手に撮ることはできないはず。もしかしたら最近の可搬式移動オービスによる速度取り締まりと同様に、写真はあくまでも状況証拠とするに止め、ナンバーを根拠にドライバーに違反を認めさせ切符を切っているだけなのかも。ちなみに、この場所に設置されてからすでに14年、いまだに全国に普及していないのは、あまり目立たせたくないから、なのかもしれない。
とりあえず、今、京都は観光シーズン真っただ中。河原町通りを走る時はくれぐれも注意!
まだまだ続く信号トリビア、次回のテーマは「赤信号でも進める場合とは?」近日公開予定!