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スバルXVとボルボV40クロスカントリー。ラゲッジスペースを比べてみる。使い勝手は? 容量は? 後席は?


SUVの人気が高まるにつれて各社から様々なモデルが相次いで販売されているが、実用性と安全性のブランドイメージが強いのがスバルとボルボだ。そこで、両社のSUVのなかでも最もリーズナブルな「スバル・XV」と「ボルボ・V40クロスカントリー」を比較してみるとしよう。

V40クロスカントリー T5 AWD モメンタム

 「スバル・XV」の初代モデルが登場したのは2010年。「インプレッサXV」と名乗っていたことから分かるとおり、ベースは「インプレッサ」だ。3代目となる現行型も「インプレッサ」と同じく最新プラットフォーム(スバル・グローバル・プラットフォーム)を採用するほか、EyeSight(ver.3)や歩行者保護エアバッグなども備わる。パワートレーンは1.6Lもしくは2.0Lの水平対向4気筒を搭載。駆動方式は4WDで、スイッチひとつで悪路走破性を高める制御へ切り替わる「X-MODE」がグレードによって備わる。




 一方の「ボルボ・V40クロスカントリー」もベースはハッチバックの「V40」だ。最低地上高は145mmとわずか10mmのアップに留まるが、ボディ下部を覆う架装によってアクティブな印象を際立たせ、4WDの設定もある。エンジンは1.5L直4ターボ、2.0L直4ディーゼルターボ、2.0L直4ターボを用意する。安全装備のインテリセーフには、自動車と歩行者に加えてサイクリストも検知する自動ブレーキをはじめ、歩行者エアバッグなどが全車に標準装備される。




 まずは、全体のサイズ比較から。

XV 2.0i-S アイサイト 全長×全幅×全高:4465×1800×1595mm ホイールベース:2670mm ミラーtoミラー:2030mm

全長やホイールベースが長く、そのメリットは室内や荷室の前後長にゆとりとして現れている。全高はルーフレール非装着では1550mmとなり、機械式立体駐車場にも対応。

XV 2.0i-S アイサイト


全長×全幅×全高:4465×1800×1595mm


ホイールベース:2670mm


車重:1440kg


エンジン:水平対向4気筒DOHC


最高出力:154ps(113kW)/6000rpm


最大トルク:196Nm(20.0kgm)/4000rpm


トランスミッション:CVT


駆動方式:4WD


最小回転半径:5.4m


JC08モード燃費:16.0km/ℓ


車両本体価格:267万8400円

V40クロスカントリー T5 AWD モメンタム 全長×全幅×全高:4370×1800×1470mm ホイールベース:2645mm ミラーtoミラー:2045mm

全高は新型XVはおろかインプレッサよりも低く、SUVというよりスポーティコンパクトにより近い性格を持つ。その一方でルーフレールは全車に標準装備と、アクティブな一面も。

V40クロスカントリー T5 AWD モメンタム


全長×全幅×全高:4370×1800×1470mm


ホイールベース:2645mm


車重:1580kg


エンジン:直列4気筒DOHCターボ


最高出力:245ps(180kW)/5500rpm


最大トルク:350Nm(35.7kgm)/1500-4800rpm


トランスミッション:8速AT


駆動方式:4WD


最小回転半径:5.4m


JC08モード燃費:14.8km/ℓ


車両本体価格:429万円

ラゲッジスペース比較の前に、インパネと前席・後席も比べてみよう。

XV 2.0i-S アイサイト 室内長×室内幅×室内高:2085×1520×1200mm

左右対称のシンプルなデザインに、初めて乗った人でも直感的に操作できるインターフェースを実現。視界性能の良さも抜群だ。加飾類は1.6ℓ車と2.0ℓ車で差別化されているが、オートエアコンやアイサイトは全車に標準装備。

リヤシート高:620mm 後席は膝前に約210mm、頭上に約70mmの余裕があり、見晴らしも良好である。
フロントシート高:570〜630mm 2.0ℓ車はオレンジステッチが入った専用のトリコットコンビシートを採用。カジュアルな印象だが、腰回りのサイドサポートもしっかりしている。


V40クロスカントリー T5 AWD モメンタム

素材や色使いに北欧の家具を思わせる落ち着きがある一方、メーターのグラフィックを好みに応じて切り換えられるなど、先進性も兼ね備える。ACCを含むインテリセーフを全車に採用し、一部を除いてHDDナビも標準装備される。

リヤシート高:570mm 後席スペースは膝前が約160mm、頭上が約30mm。居住性は少し狭い印象を受ける。
フロントシート高:520〜560mm 「T5 AWD」の一部グレードは本革シートを標準装備。8ウェイパワーシートや前席シートヒーター、ランバーサポートなども備わる。


XV 2.0i-S アイサイト

通常時:奥行き810mm 高さ760mm

後席格納時:最大奥行き1740mm 最小幅1060mm

通常時でも十分に広い奥行きと高さを備え、フロア手前側の最大幅は1340mmと広い。6対4分割可倒式の後席格納はシート肩口のレバーで操作するが、腕を伸ばせば荷室側からでも手が届く。

V40クロスカントリー T5 AWD モメンタム

通常時:奥行き780mm 高さ640mm

後席格納時:最大奥行き1620mm 最小幅950mm

欧州車では一般的だが、フロア手前と奥で幅に変化がなく、SUVとして考えるなら950mmという幅は少々心許ない。後席もシンプルな6対4分割可倒式で、格納時には大きな傾斜が残る。
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