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ブガッティから限定モデル、ディーボが発表された。シロンをベースに、ハンドリングを鍛え上げたサーキット・スペシャルモデルだという。限定40台で約6億5000万円という価格にも驚くが、もっと驚くのはもうすでに完売してしまったということだ。
ブガッティはカリフォルニアで開催されているペブルビーチ・コンクール・デレガンスでDivo(ディーボ)世界初公開した。これはシロンをベースにしたスペシャルモデルで、コーナリング性能にさらに磨きをかけているという。
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エクステリアのフォルムはシロンと似ているが、そのボディパネルの多くが専用に開発されている。特にフロントまわりは大きく作り変えられており、大きなフロントスポイラーなどがエアロダイナミクス面での作り込みを感じさせる。リヤの大型スポイラーは幅が1.83mとシロンよりも23%大きく、強力なダウンフォースを生み出す。ブガッティによるとダウンフォースはシロンに比べて90kgも増大しているという。
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軽量化も進められており、シロンよりも35kgも軽い。エンジンは8LのW16気筒4ターボで、最高出力はシロンと同じ1500ps。最高速度は380km/hで420km/hのシロンと比べると低くなっているが、ディーボはあくまでコーナリングでの楽しさと速さを追求したモデル。その分、ナルド・サーキットのラップタイムはシロンより8秒も速くなっている。
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ディーボの名前は、1920年代にタルガフローリオでブガッティを駆って2度の優勝を果たした伝説のドライバー、アルベルト・ディーボから取ったもの。ハンドリングマシンを目指したこのクルマにふさわしい名前だといえるだろう。
このディーボ、価格はなんと500万ユーロ(約6億5000万円)! 限定40台の生産だが、すでに完売してしまっている。
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