■M279
V型12気筒
排気量 5980cc
内径×行程 82.6mm×93.0mm
圧縮比 9.0
最高出力 463kW/4800-5400rpm
最大トルク 1000Nm/2300-4300rpm
給気方式 ターボチャージャー
カム配置 SOHC
ブロック材 アルミ合金
吸気弁/排気弁数 2/1
バルブ駆動方式 ロッカーアーム
燃料噴射方式 PFI
VVT/VVL In-Ex/×
近代メルセデスのV12は、1991年のW140系Sクラスに積まれたM120型に始まり、次のW220系でこれを大幅に軽量化したM137型に転換、そしてこれをツインターボ過給したM285型を開発してマイバッハに載せ、W220系後期型にもそのデチューン版のM275型を載せた。しかし、現在のダウンサイジング&レスシリンダーの流れのなかでV12の出番はどんどん減って、M277型と、そのAMG版のM279型がわずかに生存しているのみ。技術構成の核となる部分は、ふたつ前の世代のV6(M272型)やV8(M273型)と同じと見ていい。世紀をまたいで西欧で巻き起こった気筒数狂騒のスワンソングである。
■M277
シリンダー配列 V型12気筒
排気量 5980cc
内径×行程 82.6mm×93.0mm
圧縮比 9.0
最高出力 390kW/4900-5300rpm
最大トルク 830Nm/1900-4000rpm
給気方式 ターボチャージャー
カム配置 SOHC
ブロック材 アルミ合金
吸気弁/排気弁数 2/1
バルブ駆動方式 ロッカーアーム
燃料噴射方式 PFI
VVT/VVL In-Ex/×