マグナは、新型BMW・Z4を完成車受託生産の製品ラインナップに追加した。生産開始は2018年末を予定。この新しいモデルの生産開始は、独立したブランドを持たない世界的な完成車受託生産メーカーとしてのマグナの地位をさらに強固なものにする。
マグナヨーロッパプレジデント兼マグナシュタイヤープレジデントの Günther Apfalter氏は、「完成車エンジニアリングと完成車生産における技術により、私たちは自動車業界での理想的且つユニークなパートナーとしての地位を維持しています」とし、「私たちは、BMWグループとの強固な関係をさらに確実なものにし、このように継続的に業界での地位を固めていけることを大変嬉しく思います」とコメントしている。
マグナとこのドイツ・バイエルンの高級自動車メーカーの協力関係は、2001年に始まった。2003年には、最初のBMW・X3モデルがマグナの生産ラインからロールオフし、その後も数々のモデルがこのグラーツ拠点で生産された。2017年からは、BMW5シリーズの一部 (ガソリン車とハイブリッド車含む) をマグナで量産している。
複数の製品エリアに渡る技術を集約し、完成車生産技術も持ち合わせたサプタイヤ―として、マグナは従来の自動車メーカーとの協業だけでなく、新しいモビリティー市場の新興企業とも継続的に協業していくユニ ークなポジションにいる。マグナは、100年以上の完成車生産の経験を擁し、現在までに 300万台以上 の完成車を生産、幅広いエンジニアリングサービスや開発サポートを行ってきた。