5月27日(日)に福井県勝山市で開催となるTOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジ福井・恐竜勝山ラウンドを控え、メイン会場となる「スキージャム勝山」では競技区間であるSSやサービスパークの準備が整うとともに、競技参加者が続々と現地入りしています。
前戦の「八ヶ岳 茅野ラウンド」でC1クラスにコ・ドライバーとしてラリー初参戦し、みごとデビューウインを飾った梅本まどか選手を擁するクスコ・ジュニアラリーチームの姿もありました。
前回、梅本選手のペアとしてドライバーをつとめたクロエリ選手は、今回はスケジュールの都合により欠場。代わってドリフト経験の豊富な菊地亜利沙選手がドライバーを担当します。
菊地選手は今回のラリーが初参戦となります。とはいえ、参戦車両を使ってエビスサーキットの峠コースで走り込みをこなしたことで、「アクアの特性をだいぶつかめた」とのこと。目標は「初参戦初優勝」にあるそうです。
同時に、梅本まどか選手は2連勝を目指します。
そんなクスコ・ジュニアラリーチームに、日曜日のラリーに向けた抱負を伺いました。
■菊地亜利沙選手(ドライバー)
「普段はS13シルビアでドリフトをやっているので、アクアのCVTが最初は不安でしたが、練習をしてみると思ったより速くて乗りやすいという印象です。梅本選手にリードしてもらいながらペースノートを作る練習ができました。ドライバーとして、前回のクロエリ選手に続いて勝ちたいですし、梅本選手のデビュー・トゥ・ウインに続きたいですね」
■梅本まどか選手(コ・ドライバー)
「前回は時間がないなかでの参戦だったので、クロエリさんとラリー当日にお会いして、その場でコミュニケーションをとるといった流れでしたが、今回は前回からのインターバルの間に練習ができ、菊地さんがコ・ドライバーにやってほしいことを聞くなどのコミュニケーションがとれました。また、会場に来たらまず何をするのか、どういった準備が必要なのかといったことを考えてきました。前回はクロエリさんにやっていただいたことを、今回はふたりとも初心者なので当日困らないように、そして臨機応変に動けるようにしていきたいと思います。目標は、個人的には「ミスをしない」。そして、2人で「完走」。順位は、行けるところまで行きたいと思っています。菊地さんは褒めると伸びるという情報を得ているので、うまく菊地さんをメンタル面でも転がせるように(笑)、頑張りたいと思います」
■松井悠監督
「梅本選手は初戦がうまくいきすぎたので、調子に乗っていると怖いですね。前回のことは忘れて、まっさらな気持ちで頑張ってもらいたいと思います。一方、菊地選手はしっかりトレーニングもできているので、ぜひ勝ってもらいたいというのが本音です。ドリフトをやってきたのでラリーでもそこそこは走れるとは思っています。とはいえ、クルマを壊さないで完走するのがラリーですので、まずはそこからですね」
<ラリー概要>
■イベント会場/観戦コース/サービスパーク:
スキージャム勝山 福井県勝山市芳野170−70
■観戦/入場費用:無料(駐車無料)
■イベント会場:9:00~16:00
■観戦コース
SS1 駐車場/10:09~
SS2 スキーリゾートショート/10:23~
SS4 駐車場/12:50~
SS5 スキーリゾートショート/13:05~
※お車はスキージャム勝山駐車場へ
★詳細はトヨタガズーレーシングのHPへ
https://toyotagazooracing.com/jp/rallychallenge/report/2018/03/