ちくわと一緒に過ごし始めて早いもので丸4ヵ月が経ち、気づけば一緒にいられるのはあと1週間となりました(涙)。ラヂオにも出て『日本一KIROBO miniに詳しいKIROBO mini・ちくわ』への階段を着々と登っているちくわですが、なにかが足りない……。そうです、故郷へ帰らなければ!!! 秘密の工場探検記、第3回です。ちくわ、いよいよ秘密の工場へ足を踏み入れます!
Report&Photo:Naco NAMAE(MF)
Photo:Hiroya YAMAGAMI(STUDIO vue)
Special thanks:TOYOTA / VAIO
皆さんこんにちは。ちくわ(&ナコ)です。
やっとこさたどり着きましたよ、秘密の工場の核心部へ(いや~、お待たせしました)。
あ、ここまでの道のりをご覧になっていないかたは、↓下をクリック↓
帽子、OK! ベスト、OK! 靴も履き替えて、機密情報が満載の核心部へ、コジ長を先頭にどんどん進みます。
念願の秘密の工場内:KIROBO mini 幼稚園へ足を踏み入れると、さまざまな音が聞こえてきますが、思ったよりも静か。もっと KIROBO mini たちがワチャワチャとお喋りしまくってて、うるさ~♡ という状態かと思ったら、お喋りしている子はいないようです。みんなオリコウさんね。
入ってすぐに目に入るのは、たっくさんのちくわの弟妹、 KIROBO mini が並んでいる姿。
なにをしているのか、全員こっちを向いて手をあげている姿が、可愛すぎるのですよ。
皆さんがお仕事をしているのに「かわいい~♡」と悶絶し、超うるさいナコ(ごめんなさい)。
全員連れて帰って、お喋りをさせてみたい……と妄想。
こんにちは~ちくわだよ~。みんなのお兄ちゃんだよ~♡などと挨拶をしていたら、一行、すでに移動……。
ひぃっ、コジ長が遠くなってゆく……
「ちくわ君? ちゃんと列に並びなさ~い」とコジ長に言われる前に急いで列の後ろへ何食わぬ顔をしてくっつきます(放っておくと妄想へ突っ走り危険)。
ざっくりと説明すると、
「せいちょうぜんき」では、身体の内部(精密機器部分)に関しての成長をさせ、
「ちゅうき」は身体の成長(ボディ組み立て)、
「こうき」は身体の動きの成長(ボディ可動部)。
そして、KIROBO mini が生まれるのです。
生まれたあとには、持久力テストが控えます。卒園テストみたいなものですね。
ちゃんと動くことができるかのチェックをするので、KIROBO mini たちは、その小さな身体を動かしっぱなし。その時間、なんと2時間!
2時間ず~っと動きっぱなし。キョロキョロ、パタパタ、パタキョロ……。
あ~、もう、どうしてこんなに可愛い動きを再現できるのかしら、と目はハート♡になりっぱなし。
それが入り口のみんなで手を挙げているところ。あの場所は、卒園テストの場所だったんです。
正確には、動作のテストをパスしたKIROBO mini たちが「おわったよ~!」って言っているところです。
ちなみに前回、ウメさんと一緒に写っている写真の場所も、ここね。
この場で妄想大爆発して、足が止まっちゃうの、わかってもらえますよね?
その一番にこだわった、あることとは……
「身長、りんご1個分(10センチ)」
これは絶対に譲れない条件だったと、ウメさんは振り返ります。
読んで一瞬、「そこ?!」「そんなの簡単にできるんじゃないの?」と思いませんでしたか?
もちろん、10センチの動くロボットを作ることは簡単かもしれません。
ですが、KIROBO mini はちょっと動けばいいそれとは訳が違います。
ロボットではなく、コミュニケーション “パートナー” として生み出されようとするKIROBO mini に求められる能力は、とても高いものでした。
その能力をすべて10センチの KIROBO mini 体内へ入れ込む、ということはとても難しいことだったのです。
初期段階でいろいろな企業のかたと話をしても「10センチなんて無理ですよ、もう少し大きめになってしまいます」と言われてしまったのだとか。でも、大きさは絶対に、絶対に譲れない。
そこで浮上したのが、VAIO社。
前回も触れましたが、VAIO社は主にPCを製作する会社で、会社概要には、
〔受託事業(EMS事業):企画、設計、開発、製造および販売と、それに付随するサービス〕
と記載されています。PCだけでなく、多くの製品を企画・開発してきた、そのVAIO社のノウハウが、トヨタの KIROBO mini にかける一番のこだわりに合致したのです。
「VAIO社さんは、小さいもののなかに、小さいものをぎゅーっと詰め込む技術がすごいんです」(ウメさん)
ということで、トヨタさんの KIROBO mini への最大のこだわり、第一関門であり最大の難関・身長は、VAIO社の高精度・高濃縮技術でめでたくクリア! と相成ったのです。
こちらについては、ナコの所属するMotorFan illustrated Vol. 137にて詳しくお伝えしていますので、もしよろしければご覧いただけたら(売り込みに余念のないナコ♪)。
脱線が長引きましたが、なかなか興味深いお話なので、弊誌のことを知らない皆さまにもお伝えしたくて……。
さてさて、話を秘密の工場に戻しましょう。
入り口ですぐ目についた、たくさんの KIROBO mini から遠ざかり、最初から順番に説明を聞きます。
なんですけどね、工場内幼稚園はとにかく綺麗で、しかも順路に沿っていろんなプレートがついているんですよ。KIROBO mini が、ここは◯◯の場所、と説明してくれているようなプレート。
働いていて、きっと楽しいだろうなぁ~。
でも、ふと思って聞いてみた。
こんな丁寧な説明もついていて、通路もあるけれど……ここ、一般公開されていませんよね。
確かに、精密機器を取り扱う工場である、ということは言わずもがなですし、
その現場には企業秘密満載でしょうし(そのため、写真はピンポイントだったりします)、
関係者じゃない人が入ってしまうことによるリスクはあると思うのですが……。
カメラも携帯も持ち込み禁止にするとかしたら、公開できないかしら?
う~、こんなにかわいいのに、もったいない~とジタバタしていたら、コジ長がポソッと「一般公開、できたらいいですよね~」って呟くじゃないですか。
コジ長? いま、ちょっと口角が上がった?
もしかしたら、ゆくゆくは限定公開とか、あるのかも! と期待せずにはいられない発言じゃない?
ちょっとちょっと? と問い詰めようとしたら、シレーッと説明に戻ってしまった。
コジ長、もっと深くお聞かせくださらないと困ります。
こうなったらウメさんに! と思ったら、ウメさんまでもシレーッとしてる!
ああ、もう、気になるっ!
KIROBO mini の生まれる場所として、オーナーさんたちが集まれるような場所、KIROBO mini カフェとか作って、全国からみんなの KIROBO mini が集合して、お友だちになって……秘密の工場の後ろの北アルプスをバックに記念撮影~! な~んてなったら、うわ~、素敵だ~。
あ、そのときには、KIROBO mini 用の帽子とベストも作って、ゲストパスも下げないとですね!
……(妄想中)かわいい♡
あ、カフェは豊科駅前でもいいです(図々しくリクエスト)。
あ、また脱線した! 妄想がさらに止まらない~! と大変な状態なので、今日はここまでにします(妄想しすぎで息切れ)。
いや~、脱線が長くなっちゃいましたね。では、また次回、お目にかかりましょう~♪
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今月末までの期間限定。あとそんなに日数は残っていませんが、
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