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温故知新の話題作「スーパーカブC125」 気になる発売日は……【東京モーターサイクルショー】


昨年11月の東京モーターショーで初披露された「スーパーカブC125」が、今回の東京モーターサイクルショー2018にも登場。キャストホイールやフロントディスクブレーキ、スマートキーといった豪華な機能とスペックを備え注目を浴びている。(PHOTO/ REPORT:北 秀昭)

2018年、スーパーカブは生誕60年を迎える。ビジネスユースなど庶民の足として活躍してきたスーパーカブの今後を見据え、原点である初代・C100を振り返りつつ具現化した1台が、参考出品されたスーパーカブC125だ。




スーパーカブC125のベースは、すでに市販化されているスーパーカブ110。とはいえ、多くのパーツが専用設計となっており、新しさと懐かしさを融合させた革新的で独創的なフォルムに仕上げられている。




前後ホイールは現行スーパーカブと同じ17インチだが、ワイヤースポーク風のキャストホイールを採用。フロントにはディスクブレーキをチョイスし、パワフルな125ccエンジンにも対応する制動力を獲得済み。




エンジンは今回の東京モーターサイクルショー2018にも参考出品されているモンキー125と同じ横型125ccだが、ミッションはクラッチ操作を省いたスーパーカブ伝統の自動遠心式。シフトペダルはシーソー式とし、スーパーカブらしさをきっちりと伝承しているのがポイントだ。




かもめが羽ばたいているような形状のいわゆる「かもめハンドル」や、スーパーカブのアイコンでもあるレッグシールドなども健在。一方でブレーキング時の安全性を高めたABS、スマートキー、電動シートオープナー、フルLEDの灯火類など、現代のモデルに相応しい贅沢なアイテムも装備されている。




スーパーカブC125はモンキー125と同様、タイで生産される模様なので、まずは生産国のタイで先行発表される可能性が高い。編集部では、国内での発売は9月頃、価格は40万円くらいになると予想している。

ハンドルはC100と同じユニットスイングタイプを採用してスリムさを強調。

レッグシールドには「Super Cub」のロゴを配置。

シート下のメインフレームにロゴマークを配置する。

アナログ式スピードメーターの中央部にデジタル表示のメーターをレイアウト。

HONDAの「H」の文字をイメージしたリヤキャリア。

長めのリヤフェンダーやフィッシュ型マフラーなどC100を踏襲したアイテムが随所に投入。

ウインカーやランプ類にはLEDを採用。

スーパーカブならではの自動遠心式クラッチ&シーソー式シフトペダルも健在。

電源のON/OFFはメインキー差し込み型ではなくスマートキーを採用。

ゴージャスなフロント周り。ABS付きのディスクブレーキを採用。

17インチキャストホイールはスポーク表面を切削し、側面をブラックアウトしてワイヤースポークホイール風の軽快感を演出。

スーパーカブならではのチェーンケースを採用。

■スーパーカブC125諸元


全長×全幅×全高:1910mm×710mm×1002mm


エンジン:空冷4ストロークOHC単気筒125cc


タイヤサイズ:前70/90-17 後80/90-17

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