2月2日〜5日までの期間、千葉県の幕張メッセで開催されていた「ジャパンキャンピングカーショー2018」。会場で見つけたのは、ドアや窓用の網戸。DIYのものとは異なる「隙なし」の鉄壁で車内への虫の侵入を防ぎます!(PHOTO&REPORT:近田 茂)
本場欧州のキャンピングカー用部品メーカーとして知られるHORREX。窓部品の開発生産を扱っており、多くのキャンピングカーメーカーがそれを採用する。
そんな信頼できる同ブランドの製品が日本市場向けに導入されていた。ワンボックス系モデルでは最もニーズが多いと思われるハイエース(200 系)用に専用開発されたフライスクリーンシステムである。
クルマでキャンプに出かけると、ドアや窓を開けて心地よい自然の空気を満喫したいと思う。車内で一服する時の解放感はまた格別の物があるからだ。
しかし夏場では蚊や虫が容赦無く入ってくる。それを避けるためには、網戸が必須アイテムとなる。面ファスナーやマグネットを利用してDIY でそれを取り付ける人も多いが、もっとスマートな優れた製品があるととてもありがたい。
このフライスクリーンは、シッカリとしたアルミのレールや隙間を埋める施策も徹底されており、横開きのスライド開閉が簡単にできるので、乗降性もスポイルされない。専用開発されただけに、ハイエースのスライドドアの動きと干渉することもないのだ。
価格はオープン。取り付けには一部車体の加工が必要なため、作業は業者へ依頼することになるが、それだけの価値はある一品だろう。