2月2日〜5日までの期間、千葉県の幕張メッセで開催される「ジャパンキャンピングカーショー2018」。会場で見つけたのは、バッテリーをつねに適切に充電し、しかも温度センサーによる管理で優しいCTECの走行充電システム「D250SA」に注目!(PHOTO&REPORT:近田 茂)
キャンピングカーに多彩な機能(装備)を持たせると、それらを稼働させるための大きな電力が不可欠になってくる。基本的にクルマ(エンジンに)は発電機が備わっており、走行時に発生した電力をバッテリーに蓄えることができるのだが、この際に大切なのは、この走行充電をいかに高効率化できるかである。
ここで紹介するCTECの「D250SA」は、サブバッテリーを適切な電力・電流で走行充電するシステム。5ステップの充電プログラムを持ち、状況に応じて昇圧制御も含めて常に適切な充電を選択するのが特徴。仮にソーラーバッテリーを装備していた場合でも、レギュレター不要で取り付け可能。
温度センサーも装備されておりバッテリー状況を診断しながら、つまりバッテリーを痛めないように労りながら急速充電できるのだ。始動時の電圧急変が懸念されるアイドリングストップ車にも対応する。
最大20Aを出力できるD250SAは4万6440円也。これにSMARTPASS120(5万760 円)を併用すると最大140Aを出力可能。逆にサブバッテリーからメインバッテリーに電力供給してエンジンスタートを補助する機能もある。