ダイハツは、定期的なクルマの点検・整備時に、整備士の音声を認識し、点検結果が自動入力されるシステムを新開発し、販売会社での正式導入を開始した。
このシステムは、近年少子高齢化などにより、自動車整備業界では整備士の人材不足が喫緊の課題となっている中、点検・整備の時間短縮や精度向上により、限られた人員でスピーディかつ効率的な点検・整備を行うとともに、サービス品質を向上させることを狙いに、新たに開発したものである。
これまで整備士は、必要な点検・整備を行うに当たり、都度所定の記録簿に結果を手書きで記入、さらに顧客に結果を報告する書類の作成などにも時間を要していた。