1月12日より幕張メッセで開幕した東京オートサロン2018において、GRスーパースポーツコンセプトと並んで来場者の注目を集めていたのが、4台固めて展示されていた、正式発表を半年以上先に控える、新型クラウン(コンセプト)のカスタムカーだ。
そのうち「トヨタ純正用品クラウンコンセプト」は、エクステリアにフロントスポイラー、リヤスパッツ、サイドプロテクションモール、18インチアルミホイール・オリジナルスピン加工&タイヤセットを装着し、新型クラウンならではの風格とスポーティなテイストをさりげなく高めている。
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そして、他の3台にはないインテリアパーツとして、京都・西陣織をサイド部やアームレストなどにあしらったシートおよびフロアマットを装着。マットブラックのレザー&スエード生地の中に、白の流線と菱柄を組み合わせた西陣織がアクセントとして加わることで、“和”のテイストに満ちた室内へと仕立てられていた。
マットブラックのフルラッピングが施された「クラウンコンセプトTRD」は、フロント・サイド・リヤバンパー・トランクの各スポイラーに加え、20インチアルミホイール&タイヤセット、エンジンカバーカーボン調フィルムを装着。
さらに、エンブレムにスモークメッキ塗装を施したほか、大口径マフラーを装着。各パーツの造形はシンプルながら機能的で、それらが黒を中心にコーディネートされることで、新型クラウンの“ワル”な部分が強調された、迫力あるエクステリアとなっている。
漆黒メッキ加飾入りのフロントウィングスポイラー、サイドスカート、リヤスタイリングキットを装着した「クラウンコンセプト・モデリスタ」は、足元にスーパーブライトクローム×ポリッシュ仕上げの20インチアルミホイール&タイヤセットを装着し、より押し出しの強いエアロフォルムを構築。
さらに、フェンダーとドアミラー、フォグランプベゼルにガーニッシュを追加することで、ドレッシーなテイストを作り上げている。
これらメーカー直系カスタムカー3台に加え、東京オートサロン2018のトヨタブースには「トヨタ・クラウンコンセプト」の名で、2017年6月に行われたクラウン史上初となるドイツ・ニュルブルクリンク北コースでの走行テストと同じ、厳重な偽装が施されたテストカーも展示。
運転席にはスパルコの4点式シートベルトが装着されており、新型クラウンがニュルを含む数々の厳しい走行テストを経て開発されていることを伺わせていた。
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