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トヨタR154クロスミッションはドリフト界の救世主となるか!【東京オートサロン2018】


大手リビルトパーツメーカーながおテクノのブース(北ホール11プレミアムジャパン内)には、100、110系トヨタ・チェイサー/マークIIなどに使われていたR154型ミッションのクロスタイプが。じつはこれ、今後のドリフト業界を救うパーツになるかもしれないんです!

ドリフト業界で使われるベース車両としてここ数年で飛躍的にシェアが増えているJZX100チェイサー、マークII。2.5リッターの1JZエンジンを搭載し、ポン付けタービンで400馬力程度のチューンも珍しくありません。なかにはタービン交換や2JZ載せ換えで500馬力オーバーのクルマもあらわれてきます。


そうすると真っ先に負担が増えるのが駆動系。かつては2JZエンジンを採用するトヨタ・スープラの純正6速ミッションを流用するのが手っ取り早い方法でしたが、すでに新品はなく中古市場も高騰。また、社外の6速ドグミッションは予算のケタが跳ね上がる選択肢に。


そんな時代を知って誕生したのがこのながおテクノ製R154クロスミッションなのです。


まずコストが安い! 形状が載せ換え前のミッションとおなじだから付属して用意する必要のあるパーツが圧倒的に少ないんです。


そして強度が高い! 材質はもちろん強化され、純正のヘリカルからクロスミッションはスパーギヤに変更。そのぶん走行ノイズは増えますが、このパーツが必要なレベルのひとには関係ないですよね。こちらはギヤ部分のインプットシャフト径を太くしてギヤ幅を増やす努力もしているそうです。

また、メインターゲットをドリフトに絞ることでギヤ比のクロス化は4速まで、5速は純正並みにすることで街乗りも問題なくできるような仕様にする予定とのこと。シンクロ付きだからギアチェンジの感覚もいままでどおりできます。




今回はその試作モデルが展示されていて市販化は3~4月が目標と言っていました。価格は34万8000円とのことです。




悩めるツアラーVドリフターは北ホール11に集合!

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