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夜メチャ明るい!200万画素のバイクドラレコ「DDR-S100」


デイトナが2017年秋に発売したバイク専用ドライブレコーダー「DDR-S100」。2200万画素を誇るフルHD画質、HDR機能、ツーリングにも最適な14時間もの長時間録画など、性能の高さが自慢のポイント。このモデルを実際にスクーターに取り付けた使用感は……。(PHOTO:山田俊輔)

デイトナ・バイク専用ドライブレコーダー「DDR-S100」

20,520円

ドラレコは交通事故の重要証人

2017年に問題となった「あおり運転」、「危険運転」による死亡事故。いくら自身が安全運転を心がけていても、一方的に巻き込まれてしまうケースが続出している。ドライブレコーダーは自身の身を守るうえで必須という認識が高まってきた。身体がむき出しのバイクとあってはなおさらのことである。




「値段が安いから」という理由から、“自動車用”のドライブレコーダーを選択するのはおすすめできないが、防水性能に劣り、雨に弱いのはもちろん、簡単には着脱できず盗難が心配という弱点も。また、低価格ゆえに「画質が荒くて、肝心のナンバープレートが読み取れていなかった」と、事故の際の証拠として使えなかったというのもよく聞くハナシだ。




その一方でバイク用ならば防水性の面は当然のようにクリア。ただメーカーによって搭載している機能や画質が異なり、それによって価格帯もおおよそ2万円〜4万円の範囲に分布している。




そんなバイク用ドライブレコーダー市場に、2017年秋に登場したデイトナ製「DDR-S100」が、値ごろ感が良いと巷で好評を得ている。

DDR-S100のセールスポイント

・200万画素のフル HD画質


・HDR(ハイダイナミックレンジ)機能


・夜間録画が明るい


・128GB・マイクロSDHC、SDHC/Class10対応

要約すると、「昼も夜も逆光でも高画質で録画でき、長時間録画にも対応できる」……ということである。

DDR-S100の弱点は……

・Wifi機能/遠隔操作機能がない


・GPS機能非対応

これらは、他社製ドライブレコーダーでは採用されているが(価格帯によるが)、DDR-S100には残念ながら無い機能である。ただ、純粋にドライブレコーダーとしての使用目的ならば、目をつむれる部分ともいえるかもしれない。

DDR-S100の実際の走行動画がこちら(テスト車両:スーパーカブ110プロ)

デイトナ「DDR-S100」、昼の走行映像。

さっそくDDR-S100の実際の映像を見ていただこう。フルHDよりも1グレード下のHD画質1280×720ピクセル、60フレーム/秒での録画映像である。


動画前半の日なた、日陰を繰り返すような場面でも、周囲のクルマの車種が認識できるのはもちろん、ナンバープレートの数字までしっかりと読み取れる。


後半の強い逆光シーンでは、レンズに日光が直射して、画面自体が非常に明るい。歩行者の顔は、人物を特定できるほどではないが、周囲の看板、車種はきちんとわかる。車体色はなんとなくは把握できる。  


なおDDR-S100の取り付けは、スーパーカブ110のミラーに付属のステーを使用して共締め。単気筒エンジンだが、振動の影響はほとんどみられない。




ちなみに、最高画質のフルHD、1920×1080ピクセル、30フレーム/秒の場合(テスト車両はPCX)では、やや薄暗い曇天でも周囲のクルマのナンバープレートの数字が読み取れるのはもちろん、歩行者の表情まで十分認識できるレベルだった。

HDR(ハイダイナミックレンジ)の効果は?

デイトナ「DDR-S100」、トンネルの走行映像。

録画モードは、1280×720ピクセル、60フレーム/秒。暗がりを走るということで明るさを+1/3EVに設定。テスト車両はPCX (ミラー分に共締め)で行なった。




トンネル内の軽自動車に追い抜かれた部分に注目すると、暗らがりでもクルマの車種が明確にわかるのはもちろん、ナンバープレートの数字も鮮明に読み取れる。


一方、HDRの本領とも言えるトンネル出口付近。暗がりから外へと急激に明るさが変化するシーンだが、日陰だったためか画面が白飛びをおこすことはなかった。




なお、1920×1080ピクセル、30フレーム/秒でも撮影を行ったが、フレーム数が半分のためか、それともPCXへの取り付け場所が好ましくなかったのか、読み取りづらいコマが多く混じっていた。文字の小さな地域名部分を読み取るのは特に困難。


暗い時ほど映像に高感度処理が行われ、車体の振動の影響で映像がブレたり荒い傾向となるので、ゴムワッシャーを追加するなど自身で緩衝対策を行うのが良いだろう。

夜間走行での画質は大アリ!

デイトナ「DDR-S100」、夜間の走行映像。

映像をみて驚いたのがいずれのパターンも本当に夜なのかというくらい明るく撮れていて、看板の文字も問題なく読み取れる。特に薄暗い路地裏は目視より明るくさえ感じられた。


ただし、夜間はISO感度を高めて撮影しているため、どうしても日中よりはノイズの強い、ザラついたような映像となる。昼間はくっきりと見えていた歩行者の顔が、夜間だとぼやけ気味に。






※ここで紹介している動画は、できるだけ高品質なものをアップロードするように心がけておりますが、YouTubeの統制城、ならびに視聴機器や再生環境などによっては実際の映像品質と差異が現れることがあります。ご了承ください。

DDR-S100基本機能をおさらい

・高画質フルHD


1/2.7インチのイメージセンサーと200万画素によって高画質録画を実現。フルHD画質の1920×1080P/30fps のほか、HD画質の1280×720P/60fpと1280×720P/30fpsが選択できる。






・HDR搭載


黒つぶれ、白飛びを抑える技術、「HDR(ハイダイナミックレンジ)」によって、暗がりやトンネル出口、逆光でもしっかりと録画する。




・衝撃録画機能


搭載しているGセンサーが衝撃を感知すると自動的に録画を始める。感知の度合いはPCに接続して設定できる。




・常時録画機能


ドライブレコーダーの電源をイグニッション電源と接続した場合、キーのオン/オフと連動して録画を開始できる。




・最長14時間録画


32GB、64GBまでを上限とするメーカーが多いなか、最大128GBのMicro SDHC、SDXCカードに対応。フルHD画質で最長14時間の連続録画が可能。




・防塵・防水機能


スイッチ周りがキャップとゴムシーリング処理が施されている。一般的に台風などの激しい雨でも浸水の恐れがない防水性能と、粉塵の侵入を強固に防ぐ防塵性能と呼ばれるIP66規格に適合。

内蔵バッテリーの持ちは?

バイクからは電源を取らず、DDR-S100を満充電した状態で片道1時間の通勤で使用。往路は問題なく道中すべて録画できたが、復路の分まではもたず出発から間も無く電源がダウン。外気温10℃未満とバッテリーにとって厳しい状態であったが、稼働時間はカタログ値の50分を超える結果となった。

本体には樹脂素材を採用。サイズは97mm×35mm×26mm、重量は70g。

スマホ用カメラのものよりも大きな1/2.7インチというセンサーサイズを採用。フルHD(ハイビジョン)画質での録画が可能。

本体背面のLEDインジケーターで、録画中、待機中、バッテリー電圧低下といったDDR-S100の状態を把握できる。


音声マイク(モノラル)も背面に装備する。

強烈な雨、細かな砂の侵入をシャットアウトするIP66相当の防塵・防水性能を備える。

防水12V電源ケーブル、防水USBケーブル、USBケーブルが付属。背面に接続する。

最大128GBのマイクロSDHC、SDXCカードに対応。


128GBを使用した際の録画可能時間は、


1920×1080ピクセル/30フレーム時: 約840分


1280×720ピクセル/60フレーム時:1290分


1280×720ピクセル/30フレーム時:1690分

ヘルメットへの取り付けは、付属のマウントとステーを使用して、両面テープで固定する。

録画画質の設定、明るさ(EV)の設定、Gセンサーの感度設定などはウインドウズPCで行う。

■製品諸元■


・撮像素子 1/2.7°CMOSセンサー


・レンズ仕様 120°/6枚


・記録画素数 1920×1080P/30fps 1280×720P/60fps 1280×720P/30fps


・ファイル形式 MOV(H.264)


・録音 モノラル(ON/OFF可)


・記録メディア Micro SDHC、SDXC Class10(最大128G)


・電源電圧 DC5.0V


・内蔵バッテリー 3.7V/900mA(撮影時間約50分) 防塵・防水性能 IP66相当


・本体サイズ 97mm×35mm×26mm


・本体重量 70g


・作動温度 -10°C~60°C


・保管温度 -20°C~70°C


・常時録画 可能(エンジンのON/OFF連動)


・ループ録画 可能(ON/OFF可)


・シームレス録画 可能


・充電中録画 可能


・衝撃検知録画 可能


・エネルギー充電 SDカード未挿入時に60秒後に電源OFFして自動充電


・遅延録画 5秒(電源OFF後の録画)


・機能設定 PC


・再生ソフト Windows Media Playerなど

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