世界中の学生たちがフォーミュラカーで速さを競うのみならず、ビジネスモデルの企画から車両の設計、コスト計算、そして製作まで行い、そのクオリティを争う「学生フォーミュラ」の日本大会「全日本学生フォーミュラ大会」(主催:自動車技術会)。今年で15回目となる同大会には総計148社もの自動車関連企業が協賛し、学生たちの熱き戦いをサポートしている。その中で、9月5~9日に行われた本戦の会場・小笠山総合運動公園(通称エコパ。静岡県掛川市・袋井市)にブースを出展していた協賛企業をピックアップし、出品内容と未来の社員獲得に向けた想いを紹介する。
アメリカのパワートレイン系部品メーカー・ボルグワーナーのチェーン関連部品を手掛けるボルグワーナー・モールスシステムズの日本法人、ボルグワーナー・モールスシステムズ・ジャパンは、同社がタイミングチェーンを供給するヤマハYZF-R6用エンジンや、日産VK56DE型エンジンに採用されたタイミングシステムおよび燃料ポンプカム駆動システムを展示していた。
学生フォーミュラには昨年よりブースを出展しているボルグワーナー・モールスシステムズ・ジャパンが、学生フォーミュラに協賛する狙いとは。同社人事部主任の谷口恭太さんに聞いた。