10月27日より11月5日まで東京ビッグサイトで開催されている「第45回東京モーターショー2017」で、トヨタ紡織は東6ホールにブースを構えている。
その中で同社は、「VODY」と「MOOX」、2種類の車内空間コンセプトモックアップを公開。「QUALITY OF TIME AND SPACE」を出展コンセプトとし、モビリティ環境が大きく変革する中で同社が目指すモビリティの快適価値 「より豊かで上質な時空間」を提案している。
VOID(空間)とBODYを合わせた造語で、人と繋がることで完成する空間を意味する「VODY」は、人とクルマが繋がることで、人に寄り添い進化する移動空間。人の体型や気分に応じて、シート形状や空間がドライブモード、リラックスモード、瞑想モードに変化する。
MOBILEとBOXを合わせた造語で、移動時間を自在に活用できる個室を意味する「MOOX」は、完全自動運転を想定し、自由自在なシートレイアウトで移動や駐車時間を多様な用途に使える個室空間。カラーセラピーやアロマ、音楽や健康促進で心と体をメンテナンスしてくれる。
さらに、トヨタ・ヴィッツGRMNに装着予定の「TBスポーツシート」と、同車による林道でのラリー走行をVR体験できるコーナーも設置。身体全体をバランス良く支えるホールド性とソフトな感触を両立したセミバケットシートの感触を確かめることができる。