ホンダのロングセラーモデル、「CB1300スーパーフォア」と「CB1300スーパーボルドール」が平成28年度排出ガス規制に対応し、10月20日に発売。エンジン出力を向上させるなど、グレードアップも同時に図られている。
1992年11月に「PROJECT BIG-1(プロジェクト ビッグワン)」※1のコンセプトに基づいて発売した「CB1000 スーパーフォア」の進化モデルで、1998年3月に「CB1300スーパーフォア」として1300ccへ排気量をアップ。2003年2月に軽量化や排気システムの変更など、出力特性をさらに向上し、機能を充実させフルモデルチェンジを果たした。
2005年2月には、「CB1300 スーパーボルドール」を追加。ビキニカウルを標準装備するなど、ツーリングにおける快適性を高め、多くのファンの支持されている。
PROJECT BIG-1とは
「水冷・4サイクル・DOHC・直列4気筒エンジンを搭載していること」
「その躯体はあくまでもセクシー&ワイルドであること」
「走る者の心を魅了する感動性能を有すること」
を基本コンセプトとしたプロジェクト。
今回のモデルチェンジでの主な変更点は以下の通り。
・最高出力を従来モデル比で+7kwの81kwに向上。
・直列4気筒らしい吹け上がり感と重厚なサウンドの排気音を実現した小型2室構造マフラーの採用。
・クラッチレバーの操作荷重を軽減し、シフトダウン操作時の急激なエンジンブレーキによる後輪ホッピングを低減するアシストスリッパークラッチを採用。
・よりニュートラルなハンドリング特性にチューニングを施した前後サスペンションを採用。
・フロントブレーキキャリパーのピストン径を最適化し、ブレーキ効力を向上。
・CB1300 スーパーフォアに伝統と先進を融合させた丸形LEDヘッドライトを採用。
・シャープなデザインの小型バータイプLEDウインカーを採用。
・PROJECT BIG-1誕生25周年記念専用マークを燃料タンク上面に配置。
・利便性を高める別体式ETC車載器を標準装備。
・冷寒時に快適性を高めるスポーツグリップヒーターを標準装備。
・電装品の充電に便利なアクセサリーソケットをシート下に装備。
・前後ホイールに空気圧調整時の利便性に配慮したL字型エアバルブを採用。
・使い勝手を高めたプッシュタイプのヘルメットホルダーを左シートカウルに装備。
・耐久性と質感を高めるウェーブキーを採用。
カラーバリエーションは、「CB1300 スーパーフォア」、「CB1300 スーパーボルドール」とも、パールサンビームホワイトと、ソードシルバーメタリックの2色展開。
メーカー希望⼩売価格
CB1300 スーパーフォア…… 1,447,200 円
CB1300 スーパーボルドール…… 1,555,200 円