かねてから噂されていたように、ハイパーカーブランドのブガッティが社長交代を発表した。後任に任命されたのは、元ランボルギーニCEOから現在アウディ・スポーツ常務取締役を勤めるステファン・ヴィンケルマン。さらに飛躍するのは間違いないだろう。
ブガッティは、2018年1月1日より、これまでの会長兼CEOのウォルフガング・デュルハイマーに代わり、ランボルギーニCEOから現在アウディ・スポーツの常務取締役を勤めているステファン・ヴィンケルマンを社長に起用することを発表した。
フォルクスワーゲングループ会長のマティアス・ミューラーは、こうコメントを発表している。
「私はウォルフガング・デュルハイマーの退職希望を受け入れました。彼が18年間にわたりフォルクスワーゲングループのさまざまなポジションで優れた仕事をしてくれたことに心から感謝しています。 ブガッティではヴェイロンの成功に終え、新作のシロンの発展にも大きく貢献し、ブランドに刺激的で新しい章を開いてくれました」
さらに続けて「ステファン・ヴィンケルマンは、スポーツカーの専門家であると同時に、長年にわたりカスタマーに魅力的なプロダクトを送り続けて来た実績を持っています。ランボルギーニでの成功をもとにして、ブガッティをさらに発展させてくれると思います」
デュルハイマーからヴィンケルマン体制に移行することによって、ブガッティは、これまで以上の成果をあげるに違いない。それは、11年間にわたり築き上げた現在のランボルギーニの成功を見れば明らかだ。その戦略が巧みなことは過去が証明している。
