2016年の販売台数ランキングでは軽二輪クラス(126cc〜250cc)で3位に食い込むなど、好調なセールスを続けている155ccスクーターのヤマハ・マジェスティSがついにモデルチェンジ! LEDヘッドライトを採用した精悍なフロントマスクに生まれ変わった。
2013年8月に販売が開始されたヤマハ・マジェスティS。コミューターとして人気の125ccスクーターよりも一回り大きい155ccの排気量だから、いざとなれば高速道路も走行可能。ボディは大きすぎず小さすぎずの絶妙なサイズで、街中での取り回しの良さを確保しつつ、ゆとりあるライディングポジションと32Lという大容量のシート下スペースを実現している。さらにフロアがフラットなため乗り降りも容易とあって、登場以来、瞬く間に人気モデルとしての地位を確立。軽二輪クラス(126cc〜250 cc)の販売台数ランキングでは2015年に2位、2016年に3位(いずれも二輪車新聞調べ)となっている。
LEDヘッドライトはロービーム2灯・ハイビーム2灯の計4灯!
というわけで、まだ詳しい情報がない新型マジェスティSではあるが、その変更点をチェックしていこう。
まず目を引かれるのはフロントマスクだ。ヘッドライトはLEDタイプに変更され、導光チューブによるポジションランプの光り方も新しさを感じさせる。また、ヘッドライトのハウジングがダークブルーとなっているのだが、このダークブルーはホイールにも使われており、新型マジェスティSのスタイリッシュさを引き立てるポイントとも言える。
12V電源ソケットも追加されて使い勝手アップ!
その他、見やすいメーターやシート下の32L大容量収納スペース(フルフェイスヘルメットに加えてカッパなどの荷物も収まる)といった人気の要素は現行型を継承しているようだ。
気になるのは価格だが、装備類の向上に伴って、どうやら1〜2万円程度のアップとるのではないかと思われる。
いずれにせよ、新型マジェスティSの正式発表はもう間もなくのはず。その時を楽しみに待ちたい。