10月27日から一般公開される第45回東京モーターショー2017。スバル公式サイトで公開されたティザーには、1枚のバックショット。スポーツセダンな雰囲気にも見える「VIZIV PERFORMANCE CONCEPT（ヴィジヴパフォーマンスコンセプト）」とは……。
スバルが掲げた今回の東京モーターショーのテーマは「New SUBARU Story ～モノをつくる会社から、笑顔をつくる会社へ～」。スバルブランドが持つ「安心と愉しさ」の将来像や世界観を、ブースを通じて表現する。
コンセプトモデルの目玉の一つが、世界初公開となる「VIZIV PERFORMANCE CONCEPT（ヴィジブパフォーマンスコンセプト）」。現在公開されている写真は2枚のみだが、スバル共通のデザインフィロソフィー「DYNAMIC x SOLID」に基づいたスポーツセダンスタイルを採用していることがわかる。
これに加えて独自の運転支援システム「アイサイト」を核とした高度運転支援技術を搭載し、将来的な安全面のビジョンを提案。スバルらしい「走りの楽しさ」も訴求したモデルとなっている。
*： VIZIVは「Vision for Innovation」を語源とする造語（「革新のための未来像」の意）
■■第45回東京モーターショー2017 ＳＵＢＡＲＵ主要出展車両■■
・SUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPT ワールドプレミア
・S208／2017年10 月25 日発表予定 450台限定・抽選販売*3
・SUBARU BRZ STI Sport／2017年10 月25 日発表予定
(クールグレーカーキEditionのみ100 台限定・抽選販売）
・レガシィ アウトバック Limited Smart Edition 参考出品
・SUBARU XV FUN ADVENTURE CONCEPT 参考出品
・IMPREZA FUTURE SPORT CONCEPT 参考出品
・SUBARU BRZ GT300 Super GT参戦車両
前回のVIZIVはポスト・フォレスター!?
前回開催となる第44回東京モーターショー2015の「VIZIV」も振り返ってみよう。
「VIZIV FUTURE CONCEPT（ヴィジヴフューチャーコンセプト）」はクロスオーバーSUVスタイルでの提案。パワートレインはXVハイブリッドで導入したシステムを全面進化した「次世代ハイブリッド」を搭載。これにダウンサイジングターボ を組み合わせることで燃費性能と走りの愉しさを両立している。
シャシーは「Subaru Global Platform」を新たに採用したことで、ステアリング操作に対する迅速かつ正確な反応をもたらすよう設計されたという。AWDシステムも次世代バージョンに進化しており、電動化による前後駆動配分を積極的に制御しベクタリング作用も可能とし、結果、運動性能も高められているようだ。
これらに加えて、進化版の「アイサイト」も搭載。「全方位レーダー」や「高精度GPS」、「高精度地図データ」などを組み合わせることで高速道路での自動運転や、自動駐車にも対応させている。
初公開からおよそ2年が経過し、市場ではSUVにますます注目が集まっている2017年現在、果たして量産化の流れはあるのだろうか……。
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