
危険オービスポイントランキング第2弾は、ベスト5を紹介。

第5位
☆春日井市神屋町国道19号線両方向(愛知県)
こいつも方向可変能力をフルに発揮している1台。もちろんしょっちゅう向きを変えているわけではないが、常に変わる可能性があり、それがいつなのか誰にもわからないというのははっきりいって恐怖だ。とりあえず両方向注意。北行きは手前の坂下町4交差点で、南行きは宮の上交差点あたりで減速。
第4位
☆岩手郡岩手町宮沼内国道4号線上り(岩手県)
旧型ループコイル式オービスなのにまだ現役バリバリなのは検挙実績が優秀だからなのかも。とにかくただでさえバックの茂み、電柱などに紛れ、遠目ではなかなかオービスだということが認識できないのに夜だともうお手上げ。くれぐれも1km手前の最終警告板を見逃さないように!

第3位
☆江東区中央防波堤外側埋め立て地南行き(東京都)
3年前に完成した東京湾の新名所、ゲートブリッジの南端先に設置されたLH。実は、そのすぐ後に北行きにも設置されたのだが、特に危ないのがこの南行き。なにしろゲートブリッジを渡った先、ということは気持ちよく下り坂を降りてスピードがのったままLHにぶち当たるとということになる。昼間は周囲になにもないから目立つからいいけど夜は真っ暗な危険ポイント。ゲートブリッジを渡り切ったら即、減速!

第2位
☆首都高速道路都心環状線外回り新富町出口手前(東京都)
首都高は高速道路とはいえ制限速度は最高でも80km/h。都心環状線にいたっては50km/h制限が敷かれている。つまり、流れに乗った90km/hで走行していてもオービスの光る最低要件(40km/hオーバー)を満たしていることになるし、100km/hだともっと悲惨、50km/hオーバー(12点)で検挙されちゃう可能性がなきにしもあらず、なのだ。もちろん、オービスが光ったら、の話だけどね(首都高のオービスの作動速度は高めに設定されていると言われている)。いずれにせよ、そんなに飛ばしてるつもりはなくても光らせちゃう可能性があるということ。というわけで、都心はおとなしく走りましょう。

第1位
☆新東名高速道路下り65.1KP(静岡県)
新東名初のオービスは電光案内板とペア。珍しく黒でカラーコーディネイトされ、特に夜は闇に紛れる危ないやつだ。スピードの乗りやすい新東名だけに電光案内板の表示に気を取られていたりすると危険度さらにアップ。長泉沼津ICの事前案内板を見つけたら速やかに減速!
今回、2回にわたって10カ所の危険なオービスを紹介したが、危険ポイントは全国にまだまだたくさんある。危険な暴走行為はもちろん論外だけど、安全なスピードで走っていたとしてもオービスの存在に気づいて急ブレーキを踏んだり、急な車線変更をしたりと、安全のために設置されているはずのオービスがかえって交通の流れを乱し危険を生み出すという現実が、実はあるのだ。それだけに、あらかじめ自分の行動範囲内に存在するオービスを把握しておくことが肝心です。