京成電鉄は、3月19日に京成上野駅のリニューアルが完成し、記念式典を開催した。
記念式典で三枝紀生京成電鉄代表取締役会長、小林敏也京成電鉄代表取締役社長、鶴田則夫京成電鉄京成上野駅長、服部征夫台東区長、寺田吉道国土交通省鉄道局官房審議官、西岡龍彦東京藝術大学音楽学部教授の6名によりテープカットを行った。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて訪日外国人をはじめ増加が見込まれることを踏まえ、機能の充実や魅力的な空間えお創出を行うことでサービス向上を図る目的として2017年4月より進めてきた。
魅力的な空間の創出として駅の内装、照明、トイレを全面的にリニューアル、東京藝術大学との連携により京成電鉄で初となる発車メロディーを作成して使用を開始する。
4言語に対応した行先表示器へ改良した。
大型荷物保持者でも通行しやすい自動改札機を幅広タイプに更新した。
内装は上野公園の桜をモチーフとした柄や上野周辺の文化施設の石造りをイメージした。
新たな自立式時刻表を設置、日本の伝統文化である「水引」をイメージしたデザインとなっており、結びの願いを表現している。
機能充実のため観光に便利なサービスの拡充、東京観光情報センター、外貨両替店のリニューアル、手荷物預かりカウンター、お土産店を新設した。
発車メロディーは発車番線ごとに異なるメロディー4曲とスカイライナー専用1曲の5曲が新しくホームに流れる。
駅のリニューアルを記念して11時より利用客に記念品の配布が行われた。
