
JR九州は、2017年7月九州北部豪雨の影響により光岡~日田間で運転を見合わせている久大本線を7月14日に全線で運転を再開することを決定した。

久大本線全線での運転再開を多くの人に知ってもらい復興への歩みをさらに進めるため「久大本線ぜんぶつながるプロジェクト」を始動する。
プロジェクトではエールやメッセージをスペシャルサイトを通じて集める。集まったメッセージの中から複数のメッセージを選び「ふうせん」に印字。運転再開初日久大本線の象徴列車特急「ゆふいんの森」号初運転に合わせて大空へ想いを込めた風船を飛ばす予定である。

「久大本線ぜんぶつながるプロジェクト」を象徴するロゴは豪雨により流されてしまった橋のある大分県日田市出身のデザイナー梶原道生氏の手によって生まれた。
観測史上類を見ない集中豪雨は鉄道など交通インフラにも大きな影響を与えた。特にJR九州の久大本線は花月川の橋りょうが流出し、博多~由布院間は迂回ルートを通じての運行するなど影響を与えた。
花月川橋りょうの架け替えについては国土交通省水管理・国土保全局、九州地方整備局の特段の尽力により早期に復旧工事に着手でき、約1年という期間での復旧が可能になった。
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