後編は走行性能、先進&安全装備
趣味使いで機能を発揮する2項目を評価!
Part1ではボディサイズ、インパネ&シート、ラゲッジルームなど、普段使いで重視する3項目を評価しました。
Part2では走行性能、先進&安全装備のアウトドア使いで重視する2項目をピックアップして、編集部の独断と偏見で評価します!
さて、タフギア度が高いのは、RAV4とエクストレイルのどちらのクルマでしょう!
クルマの特徴を理解しつつ、自分の趣味使いに最適な1台を選んでみて下さい。
対決項目4
走行性能
【RAV4】Adventure 評価◎
エンジンは2.0L自然吸気で同じ。しかし、WLTCモード燃費が15.2Lと良いため、燃費はRAV4が優勢。
さらに、前後のトルク配分に加えて後輪トルクを左右独立で制御する世界初の4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリングAWD」を搭載。
そのうえ、オフロード走行3モード、ドライブ走行3モードなどを備えているのもRAV4の評価が高い理由。
【X-TRAIL】20X(4WD) 評価○
エンジンは2.0L自然吸気で最大トルクも同値だが、最高出力と燃費はRAV4に比べてやや劣る。
4WDシステムのインテリジェント4×4もRAV4ほど本格的なモノではないが、道なき道を走ることがないのであれば性能を持て余してしまう。
街乗り&アウトドアユースがメインであれば、4WD走行3モードあるエクストレイルで十分に対応できる。
対決項目5
先進&安全性能
【RAV4】Adventure 評価◎
RAV4の優れている点は、●の7項目が「Toyota Safety Sense」として標準装備されていることと、対車両&対歩行者被害軽減ブレーキが夜間時や自転車にも対応していること。
それぞれオプションになるが、前後発信抑制機能と後方車両検知機能を加えれば、安全装備は最高レベルに達する。
先進機能は全車速追従式ACC(オートクルーズコントロール)でエクストレイルと変わらない。
【主な先進安全装備】
●対車両&対歩行者被害軽減ブレーキ
●車線逸脱警報
●車線維持機能
●オートマチックハイビーム
○前後誤発進抑制機能
●道路標識認識機能
●先行車発進通知機能
○後方車両検知機能
●全車速追従式ACC
●:標準装備
○:オプション
【X-TRAIL】20X(4WD) 評価◎
エクストレイルは●の5項目が標準装備。優位点は、○の3項目がセットオプションですべて装着できること、低速時でも被害軽減ブレーキが作動すること、前方誤発進機能が歩行者にも対応していること。
後者2項目はエクストレイルが優勢だが、RAV4は夜間対応自動ブレーキ+先行車発進通知機能が装備されているため、安全性能はほぼ互角。
先進機能は全車速追従式ACC(オートクルーズコントロール)でRAV4と変わらない。
【主な先進安全装備】
●対車両&対歩行者被害軽減ブレーキ
●車線逸脱警報
○車線維持機能
●オートマチックハイビーム
●前後誤発進抑制機能
●道路標識認識機能
×先行車発進通知機能
○後方車両検知機能
○全車速追従式ACC
●:標準装備
○:オプション
[まとめ]
いかがでしたか?
5項目からタフギア度をチェックしたところ、エクストレイルは「◎」が3個、RAV4は「◎」が2個という結果になりました。
エクストレイルは水に強いので海派、RAV4は走破性が高いので山派のアウトドアユースにピッタリでしょう!
5つの項目からアナタが重視する項目をセレクトすれば、2台の中から最善のタフギア選びができるはず。
[Text by スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]