販売予想価格は2000万円超え!?
疑問は多いが、とにかくスゲー!!
LEXUS/LM
レクサス/LM
すでにネットや動画でご覧になった人も多いと思うが、久々に目が点になってしまうほどの衝撃。
30後期アルファード&ヴェルファイアがお披露目されたとき「自動車メーカーがここまでやる!?」と驚かされたが、それを超える迫力、高級感、そして圧倒的なオーラを打ち出していたレクサスLM。そもそも「LM」とはラグジュアリー ムーバーの略称らしいが、つまりはラグジュアリーなミニバンということ。レクサスの象徴であるスピンドルグリルは当然のこと、メッキパーツがふんだんに使われたスタイリングは、アルファード&ヴェルファイアを彷彿とさせる。
パッと見た感じではヴェルファイアよりもアルファードがベースとなっている印象が強く、ボンネットからヘッドライトへ繋がるラインや、特にリアまわりのスタイリングはアルファードそのもの。ただしヘッドライトやテールランプなどディテールは、当然専用のデザインとなっているわけで、3連プロジェクターとL字形状のライトバーを搭載したヘッドライトなどは、レクサスらしい鋭い目元に仕立てられていた。
そんなフロントマスクを眺めながらふと思い浮かんだのが、顔面移植の可能性。ボディ形状がアルファード&ヴェルファイアと大きく変わらない所を見る限り、純正部品を入手さえできれば、「LMフェイスのアルファード&ヴェルファイア」なんてカスタムも出来るかもしれない。と、そんなカスタム目線のポイントも気になるところだが、今回の上海モーターショーでは、あくまでお披露目で具体的な内容は不明点が多い。
まず販売地域は中国やタイ、東南アジアに限られるという話で、いまのところ日本での販売は予定されていないとのこと。とはいえ日本でも必ず発売するという噂も後を絶たない。そして気になるお値段だが、アルファード&ヴェルファイアの約1・5倍程度。つまり軽く2000万円超え!!ということ。とはいえはレクサス初のミニバンであり、居住性の高さを追求した豪華インテリアの装備などを考えると、決して高くない!?(→すでに金銭感覚が麻痺してます)。
できることなら令和元年、時代の先駆けとして日本デビューして欲しい存在だ。
「LM」のベースモデルとなるのはご存じアルファード&ヴェルファイア。3.5リッターV6エンジン(LM350)と2.5リッター直列4気筒エンジン+ハイブリッド仕様(LM300h)の2モデルが用意されるとの話。
なんといってもこのスピンドルフェイスがレクサスの象徴。レクサスSUVのフラッグシップにあたる、LX以上の迫力と高級感を備える。
3連プロジェクターにレクサス特有のウイングバー。当然ウインカーも流れる仕様になっているはず。そしてLEXUSロゴが刻印される。
アルファード&ヴェルファイアとは大きく印象が変わった、横一文字型のLEDテールランプ。既存のレクサスではあまり見られなかったデザインが新鮮。
外装以上に驚きなのが豪華絢爛なインテリア。2列シートの4人乗りと、3列シートの7人乗りが設定されるようだが、2列シート車の贅沢感がとにかく凄い。ロイヤルラウンジベースで、前後シートを仕切るパーテーション内部に大型ディスプレイや冷蔵庫を搭載。さらにシート手元で様々な操作が可能なタッチパネルリモコンが装備されるなど至れり尽くせり。
とにかくメッキパーツを潤沢に使用しているエクステリア。ピラー部分のメッキガーニッシュは、アルファード&ヴェルファイアとレイアウトが微妙に異なる。
スタイルワゴン2019年6月号より
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