純正LEDを強化する
次世代型ルームランプ
LYZER
ライザー/30アルヴェル純正LED専用ルームランプセット
明るく広範囲を照らす車種専用のLEDランプ
新型車が純正で採用しつつあるLEDルームランプ。アルファード&ヴェルファイアも、一部グレードを除いてマップランプや、セカンドシート&サードシートを照らすパーソナルランプが純正でLED。一方バニティランプやラゲージランプは従来と同じくハロゲンバルブのまま。
それぞれのランプの明るさや色を比べると「LEDはやっぱり違う!!」と感じるが、正直純正のLEDマップランプはあまり広範囲を照らしてくれない。そこで純正LEDを強化し、なおかつバニティランプなど、室内オールLED化を可能とする、アルヴェル専用キットがライザーから登場する。
純正LEDルームランプは、バルブではなく基板にチップ型のLEDが埋め込まれている設計。そのため従来のようにバルブ交換というわけにはいかない。そこで基板から交換し、なおかつ純正では点灯しない場所にもLEDチップを設置し光量を飛躍的に高めてくれるのがこのキット。
LEDチップそのものの性能が高められているうえ、その数も一気に増量。純正ではスポット的に光っていたマップランプが、インパネまわり全体をくっきりと照らしてくれる。またバニティ&ラゲッジ用のLEDランプも、同じチップタイプを採用しているので、点灯時の色を揃えられるのも嬉しい。純正との違いは歴然だ!!
純正と同形状のマップランプ用の基板と、LEDチップが設置されたルーム/バニティ/ラゲッジ用のセット。6月上旬発売予定。
マップ&バニティランプ
交換後
純正
LEDとハロゲンが併用されている純正は違和感を感じる。色、明るさが統一されると見た目もグレードアップされた感じだ
純正では点灯しないマップランプユニットの両サイドが全面発光。さらにスポット部分のLEDも明るくなっている。
ラゲッジランプ
ラゲッジランプも純正とLEDでは段違い。LEDに変更することで、ラゲッジスペース全体をくっきり照らす。
交換後
純正
基本的には純正との交換作業 ただし作業難易度はやや高め
バルブ交換といえば「作業は簡単!」と思いがちだが、少々ハードルが高い。不安を感じたら迷わずショップにお願いしよう。
マップランプの場合
1 純正マップランプのユニット本体を取りはずす。基本的にはツメで固定されているだけだがちょっと面倒。
2 ユニット本体をはずしたらコネクターを抜く。コネクターが挿し込まれているので、強引な作業は注意。
3 赤いクリップが天井に固定されている。DIYに慣れている人でも、作業中に割りやすい部品とのこと。
4 マップランプユニットを分解していく。本体裏側からマイナスドライバーなどでツメをはずしていく。
5 すべて分解するとこんな感じ。一般的なバルブ交換とは、ここまでの作業工程が全く異なる。少々厄介だ。
6 上が純正マップランプの基板で下がライザーの基板。基板の左右下寄りにあるLEDチップが純正よりも強化されている。
7 基板本体は純正と同形状のため、マップランプユニットへきれいに収まる。パッと見は純正とかわらない。
8 中央のカバーを元に戻したら、両サイドへLEDキットを設置する。基板には搭載されるコネクターで接続する。
9 純正では使われていなかった両サイドのスペースを利用。あとは元に戻して点灯確認すればフィニッシュだ。
バニティランプの場合
バニティ&ラゲッジランプは一般的なバルブ交換と同じ。マイナスドライバーなどでカバーを外しバルブを抜く。
LEDチップがレイアウトされる基板をレンズケースへ挟み込む。アルヴェル専用設計なので、サイズはジャスト。
後は純正バルブの差し込み口に基板から伸びるコネクターを差し込むだけ。こちらはビギナーでも十分できる。
ラウンジモード対応の2列目用も近日発売!!
2列目&3列目用のパーソナルランプも現在開発中。純正LEDよりも明るく広範囲を照らせるうえ、3段階で光量を調整できるラウンジモードにも対応。発売までしばしお待ちを。
純正
【SPECIFICATION】
●商品名:30アルヴェル純正LED専用ルームランプセット(仮)
●価格:3万8000円
●適合:アルファード&ヴェルファイア(前期・後期)
●セット内容:マップランプ、バニティランプ、ラゲッジランプ
問:ワールドウィング 04-7193-8611
https://www.lyzer-net.com
スタイルワゴン2019年5月号より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ]