突然の雨や台風などの時に運転。
雨天の運転時に注意したいこと。【後編】
雨と風はセットの場合が多い
雨天の注意事項の基本は【前編】を参考に
通常の雨であればそうではないが、ゲリラ豪雨や台風などは突風や強風が伴う場合が多い。こういったケースの場合クルマのボディタイプによっては風の影響を受けやすく運転にも大きく影響する。特に海沿いの道や橋の上などといったところでは周りに障害物が無いので風の影響を直接受けることから最悪横転してしまうといったことも。風が強い時はできるだけそのような道を避けるのがベスト。どうしてもという時は速度を落としてハンドルをしっかり握り慎重に走行しよう。
アンダーパスなどでの浸水に注意
雨で道が冠水してしまったり、アンダーパスが冠水してしまったりという場合がある。道が冠水している場合は道路と歩道の境がわからなくなったりするのでできるだけ運転を避けるのがベスト。また、普通の道が大丈夫でもアンダーパスが冠水しているというケースもある。不用意に進入してしまうとクルマがとまってしまうこともある。目安として一般的なクルマの場合30cm程度の水位でエンジンが停止する危険がある。冠水したところでエンジンが止まってしまうと車内に水が浸水してくる恐れもあり水位によっては脱出するのが難しくなる場合もある。大雨の場合は通常の道が大丈夫であってもアンダーパスなど低い位置を通る道路を通行する時は充分注意をしたい。
情報を活用する
台風やゲリラ豪雨などの場合は事前の情報を得ることで運転ルートを変えたり、時間をずらしたりと、とれる対策は変わってくる。ゲリラ豪雨のような突然の雨であっても注意報や警報が出ているかどうかなどを参考に状況を確認することもできる。車内でもラジオやテレビなどから情報が得ることができるので、そういった情報には注意して耳を傾けよう。出かける前であればそういった情報をもとに外出を控えるのも手段。安全運転が難しいような気象状況のときは出かけないという判断をすることも必要だ。
(フジモン)