発売開始日にすでにカスタム済! 東北の雄のカスタム魂を見よ!
N’s STAGE[エヌズステージ]
スズキ・ジムニー & ジムニーシエラ
7月5日、新型ジムニーが発売開始となったその日、盛岡のジムニーショップ「エヌズステージ」ではオリジナルカスタマイズを行ったジムニーとジムニーシエラの発表会が行われた。
「この日を待ってましたよ。どこよりも早くカスタマイズした新型ジムニーをお披露目しようと思っていました」とエヌズステージの矢羽々社長。
早くもフィッシングマスター登場!
JB64 JIMNY
660㏄エンジン搭載の新型ジムニーは、車高アップとともにエヌズステージ得意の釣り仕様「フィッシングマスター」にさっそくモディファイ。1500㏄エンジン搭載の新型ジムニーシエラは、ホイールといかついT/Aタイヤでワイルド感と安定感を演出されていた。
エヌズステージは新型ジムニーの開発が噂された当時からスズキに対して「絶対にJB23のコンセプトをキープしてほしい」と要望し続けてきたという。そして、スズキはそうした要望に応えた。これまで多くのパーツメーカーがジムニー用パーツを作りつづけてきたが、そのノウハウが無駄にはならかったのだ。結果、新型ジムニー対応のパーツ開発スピードは格段にアップし、新車がユーザーの皆さんの手に届くころにはパーツの選択肢が相当ありそうな雰囲気だ。
実際、フィッシングマスターの足回りには、オフロードサービスタニグチ製の3インチアップコイルが装着されている。そして、ハイブリッジファーストオリジナルのKYB製13段調整式サスペンションが採用されている。
「まだ試走していないので、これが本当に使えるのかは検証が必要。実際、リアショックはスペーサーを入れないと装着できないことが分かったし、車高をあげるとプロペラシャフトの角度が変わってクロスメンバーと干渉する。でも、これもアフターパーツでなんとかなるレベルなので、心配いらないよ」と矢羽々社長。
エアロパーツについてはどうだろう。「ベースのクオリティが高すぎますね(笑)。これは強敵ですが、なるべく早く、外装パーツも機能パーツもうちらしい商品を提供したいですね」と、発表会に訪れたJAOSの赤星社長は意気込みを語ってくれた。
新しい歴史が始まったジムニー。ドレスアップをはじめ、どんなカスタマイズが施されたジムニーが街に飛び出してくるのか、楽しみだ!
新型ジムニーは、オフロードサービスタニグチ製のアップコイルにより、車高を3インチアップ。ホイールはRAYSの鍛造1ピーススーパースポーツモデル「A・LAP-J」を装着する。
内装には釣竿を収納するロッドホルダーが装着済み。エヌズステージ得意の釣り仕様「エヌズリミテッド・フィッシングマスター」だ。
車高アップによるセッティングは必要だが、このスタイルのコンプリートカーが発売されるのは間違いないだろう。
インチアップ&タイヤ外径アップ!
JB74 JIMNY SIERRA
ラダーフレームにクロスメンバーが追加されて剛性感もアップしたジムニーシエラは、そこに1.5L化された新開発のエンジンが採用されたことで、走りへの期待が否応にも高まる。
タフな印象を与える黒いオーバーフェンダーが無骨でカッコいい。
デモカーは15インチのノーマルホイールを16インチにインチアップ。
サイズは前後ともに16×5.5J-30。タイヤはBFグッドリッチのマッドテレーンタイヤであるKM2。235/70R16を履いてボリューム感を増大させている。
カスタマイズパーツブランドも結集して新パーツ開発着手
ボディ下まわりを覗き込むJAOSの赤星社長。この日が初見だったというが、すでに新型ジムニー/シエラ用のパーツ開発を指示しているという。
花笑みの村基金に寄付も
エヌズステージは、成約した第1号の車両代の一部を東日本大震災で被災した岩手県田野畑村「花笑みの村基金」に寄付。発表会当日、田野畑村村長が来場するとともに、矢羽々社長(右)から目録の贈呈が行われた。