三菱・デリカの歴史を辿る
1968年に初代が登場して以来、今年で誕生50周年を迎えるデリカ。「様々な道路状況において、確実に乗員や荷物を目的地まで運ぶクルマ」として半世紀に渡って支持されてきたロングセラーモデル。
ここでは50年の歴史を振り返ってみよう。
2代目デリカ スターワゴン
1979 デリカ スターワゴン
小型車全幅枠いっぱいに拡大した2代目は‘79年6月に登場。排気量増、クラス初の5速MT、AT仕様追加など機能面での向上に加えて、2/3列目のフルリクライニング機構、反転式対座シート、マルチサウンドコンポの設定など乗用車としての快適性もアップ。
1981 デリカ スターワゴン
‘82年10月には、小型キャブオーバー車初の4WDを設定。ロングボディや2.3Lディーゼルも追加し、よりRV車としての能力を高めていった。4WDシステムは、初代パジェロに搭載されたハイ/ローレンジの切り換えができるパートタイム方式。フリーホイールハブやリアLSD、さらには電動ウインチもオプションで用意された。スキー仕様「シャモニー」もこの代から登場。
1985 デリカ スターワゴン
1979年6月 | フルモデルチェンジ「デリカ スターワゴン」、「デリカバンワイド」、「デリカマイティロー」発売 |
1980年5月 | ハイルーフ、サンルーフ車追加 |
1981年9月 | AT車追加、対座シート、パワーステアリングを装備、「バン」に高級仕様追加 |
1982年10月 | 4WD車追加、ロングボディ車追加、2.3Lディーゼル追加 |
1983年11月 | 4WD車に2.0Lガソリンエンジン搭載、2連メーター(高度計・傾斜計)採用など一部改良 |
1984年2月 | 4WD車に2.3Lディーゼルターボ追加 |
1985年2月 | フロントガーニッシュの変更など内外装を充実 |
1985年9月 | <「バン/トラック」を一部改良/td> |