日本で買えない日本車を買う方法
街で稀に見かける、タンドラやシエナといったトヨタだけど見たことないクルマ。それは日本のディーラーに行っても買えないトヨタだ。ここでは、それらを手に入れるための方法を、並行輸入ショップとして20年の実績を誇る「デイブレイク」に聞いてきた。
海外から仕入れてきて日本の法律に合わせる
例えば、トヨタ・タンドラを買うとしたらどうすればいいか。自力でなんとかがんばるのもひとつの方法だ。しかし、現地で動いてくれる人を探すなど、道は険しい。そんな時に力になってくれるのがデイブレイクのような並行輸入や逆輸入車を扱うショップだ。
「基本的には、国産車を買うのと変わりません。希望のグレードや装備、ボディカラー、走行距離などを決めていただければ、現地からそれに合ったクルマを探してきます。あとは、お待ちいただくだけです」とデイブレイク・斉藤代表。
最近は下調べをしてから来る人も増え、現地の中古車サイトに掲載されているクルマをピンポイントで指定するケースもあるとか。
「費用としては、車両価格にガス検などの手数料や日本仕様にするための工賃、現地の陸送費や船賃、輸入消費税などで、最低でも150万円から（現地価格等で大きく異なる）の費用をプラスした金額が乗り出し価格になります」。
どうしても早く欲しいのであれば、店頭に並んでいるクルマから選ぶのもひとつ。いずれにしても購入後のメンテ等も考えると、最初から専門店の門をたたくのが正解といえる。いざ逆車の世界へ！
クルマの情報は「現地のホームページをご覧になっていただくのが一番です。翻訳機能も整ってきているので、調べやすい時代になっていると思います」。
国内のディーラーでは、整備など基本的に扱ってもらえないと思った方がいい。「診断機と専用のデータがないと何もできないのは、どの国でも同じですね」。
将来的に欲しいと思っている人に、少しでも触れる機会を設けるべくアメ車レンタカーも運営。タンドラやセコイアなどを、ドライブや遊びに使い倒せるぞ。
デイブレイク 斉藤英之さん
20年前にアメ車好きが高じて、タンドラなどを自力で輸入したのをきっかけにこの道へ。今では輸入するクルマのうちの60％が、日本で買えない日本車だ。
デイブレイク厳選 日本で買えない日本車4選
トヨタ・タンドラ（2016年モデル） 677万円
カスタム界でアメリカンピックアップトラックといえば、タンドラというほど人気の1台。最上級グレードであるクルーマックス1974エディションがベースで、フューエルの20インチやオバフェンを装備。V85.7ℓが放つ381hpのパワーとサウンドを聴くだけでもしびれる。
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トヨタ・セコイア（2008年モデル） 578万円
タンドラのSUV版である存在のセコイア。こちらの車両は最上級のプラチナムグレードで、レッドロックレザーのインテリアを装備したゴージャスな1台。デイブレイクオリジナルオーバーフェンダーに24インチのアメリカンホイールを飲み込んだ大迫力な足元は必見です！
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トヨタ・シエナ（2011年モデル） 278万円
日本にはないサイズのミニバンとして人気のモデルがシエナだ。フェイスリフト前のモデルは買いやすい価格帯も増えていて、この車両もそんな1台。メッシュホイール＆車高調というミニバンカスタムの王道的スタイルで、逆輸入車カスタムデビューの人にもぴったりだ。
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インフィニティ・QX80（2017年モデル） 448万円
ニッサンのプレミアムブランドとして君臨するインフィニティにおいて、最上級に位置するSUVがQX-80。新車で現地価格700万越えのクルマが、この価格で手に入るのはお値打ちもの。26インチホイールを違和感なく履きこなすスタイルは、本場USAを感じさせる。
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DAYBREAK／デイブレイク
アメ車を買うのもカスタムするのもデイブレイクにオマカセ！
アメ車などの並行輸入に加え、それらのカスタムもおまかせできるプロショップがデイブレイク。ホイールなどの人気カスタムに加え、現地からノウハウをフィードバックを受けているので逆車へカーナビなどを取り付けも万全。ちなみに北米だけではなく、ヨーロッパからの輸入もOK。日本にない日本車を買うなら、デイブレイクに相談だ。
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【SHOP INFORMATION】
住所：埼玉県熊谷市大字代1010-2
電話：048-528-6511
営業時間：9:00～18:30
定休日：第1＆第3水曜日
https://day-break.biz
スタイルワゴン2020年10月号より
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