安全装備がより充実して
外部電源機能も全車標準装備
TOYOTA／トヨタ
PRIUS＆PRIUS PHV／プリウス＆プリウスPHV
トヨタは、安全性能の強化に手を緩めることはない。
先日紹介した新車向けの「プラスサポート」や既販売車向けの「踏み間違い加速抑制システムⅡ」など、2つの急アクセル時加速抑制システムの導入を開始。
それから間髪を入れず、プリウス＆プリウスPHVの安全性能の強化を図る改良を施している。
まず注目なのが、Toyota Safety Senseの機能向上。
プリクラッシュセーフティは、夜間の歩行者と昼間の自転車運転者にも検知範囲を拡大。
レーダークルーズコントロール使用時に、同一車線内中央を走行できるよう補助するレーントレーシングアシスト（LTA）も装備した。
また、カメラで認識した道路標識をディスプレイに表示することで見落としを減らす、ロードサインアシスト（RSA）を追加。
先行車の発進をブザー音とディスプレイ表示で知らせる先行車発進告知機能も追加している。
そして、最近の改良で他のトヨタ車にも積極的に導入しているインテリジェントクリアランスソナーも全車標準装備。
急アクセル時加速抑制システムの「プラススポート」もトヨタ初採用となった。
次のトピックスは、アクセサリーコンセントを全車に標準装備したことだろう。
AC100V・1500Wのコンセントは、プリウスとプリウスPHVともに2個（プリウスの「E」は1個）装備されるので、外部電源として活用しやすくなっている。
またプリウスPHVはソーラー発電システムを全車オプションで選べるので、太陽光で発電した電力を駆動用バッテリーに充電できるのもメリットだ。
Toyota Safety Senseの機能向上
プリクラッシュセーフティは、夜間の歩行者と昼間の自転車運転者も検知できるようになった。
ペダル踏み間違いをサポート
アクセルとブレーキの踏み間違いやアクセルの踏み過ぎなどで起こる衝突被害の軽減に寄与するインテリジェントクリアランスソナー［パーキングサポートブレーキ（静止物）］を全車に標準装備とした。
プラスサポートをトヨタ初採用
プラスサポート用スマートキーで開錠すると自動でシステムが起動し、進行方向に障害物がない場合でもペダルの踏み間違いを検知すると加速を抑制。インテリジェントクリアランスソナーとダブル効果でペダル踏み間違い事故を軽減できる。
給電機能の強化
AC100V・1500Wのアクセサリーコンセント2個を全車に標準装備。プリウスPHVでは、ソーラー発電システムをオプションで選ぶとソーラー発電量をマルチインフォメーションディスプレイに表示できるようになり、発電量を確認しやすくなった。
【SPECIFICATION】
＜プリウス＞
E 260万8000円（2WD）
S 265万5000円（2WD）／285万3000円（4WD）
S“ツーリングセレクション” 282万6000円（2WD）／302万4000円（4WD）
A 291万円（2WD）／310万8000円（4WD）
A“ツーリングセレクション” 307万7000円（2WD）／327万5000円（4WD）
Aプレミアム 324万8000円（2WD）／344万6000円（4WD）
Aプレミアム“ツーリングセレクション” 335万9000円（2WD）／355万7000円（4WD）
＜プリウスPHV＞
S 331万3000円（2WD）
S“セーフティパッケージ” 339万4000円（2WD）
S“ナビパッケージ” 380万5000円（2WD）
A 361万5000円（2WD）
A“ナビパッケージ” 404万7000円（2WD）
Aプレミアム 393万3000円（2WD）
Aプレミアム“ナビパッケージ” 439万2000円（2WD）
問：トヨタ自動車お客様相談センター 0800-700-7700
https://toyota.jp
［スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部_山口文明］
