ストラット上部にスペーサーを装着
純正サス車でもイケるアゲキット!
READY LIFT SUSPENSIONS/2.0” SST LIFT KIT
レディーリフトサスペンション/2インチ SSTリフトキット
SUVにはカスタムの楽しみが2倍あるとも言える。なぜなら“サゲ”だけでなく“アゲ”も選べるのだから。特に“タフさ”を強調するには“アゲ”が最適! 注目必死のこのスタイル、狙わない手はない!!
SUVとリフトアップの相性は抜群だ。ロードクリアランスが確保でき、悪路走破性がアップする。と同時に、タフさの強調もできる。そしてなにより、カッコ良いではないか!
リフトアップには、①ローダウンと反対にリフトアップ仕様のバネ(サスキット)を組む、②スペーサーをかます、の2種類の方法がある。『レディーリフト』のキットは後者の方法を採る。
バネを変える方式だと、バネレートが固くなるなど乗り味が大きく変わる可能性があるが、スペーサー方式ならバネレートは変更なし。つまり乗り味は大きく変わらない。
重心が上がるからフラツキの心配はあるが、例えばRAV4用キットは約2インチアップと〝適度なアップ幅〞ということもあり、大きなネガはない様子。
その上、価格が約9万円で、作業は「慣れれば2時間コース」(エムコンフィデンス楠さん)。車高調への換装よりも、トータルでのコストはお手頃かも!?
効果は、写真のRAV4を見れば一発で納得! カッコ良いでしょ!!
サンプル車のように少しタフなイメージのホイール&タイヤを組み合わせれば、それだけで満足できそう。カッコ◎、乗り味○、財布への負担も○とくれば、SUV乗りなら気にならないという方が嘘だ。
フロント2インチ、リア1.5インチの車高UP
本国ではとんでもないリフト量のキットも設定するが、RAV4には適度なアップ量を提案。やりすぎ感はなく、しかし確実に「変わった!」と思える絶妙なアップ量である。
2006年に誕生したアメリカ発のブランド『レディーリフト』。比較的簡単に装着できる点も特徴。ハイブリッド車は未確認。その他スバルXV(GP系、GT系)用を設定する。
【PARTS SPECIFICATION】
価格:8万9000円
適合:TOYOTA RAV4 4WD&ガソリン車
FRONT
バネ、ダンパー一体式のストラットの上部にスペーサーをかます。色が黒いため、タイヤハウス内から覗き込んでも見えないが、エンジンルーム内からはスペーサーの『R』字が確認できる。
REAR
ストラットをバラさずに済むフロントに対し、リアはメンバーを外す等、スペーサーを組み込むための作業の手数は多い。バネ部計2箇所、メンバー部計4箇所にスペーサーをセット。
サンプル車は、純正サスにレディーリフトのリフトアップキットを組み込んだ。前後の車高のバランスも良く(キレイな平行だ)、タフなイメージのホイールとの相性も抜群。
リフトアップしても乗り味は良好♪
足元にはUS発の話題作“KMC”を
KM721ALPINE
技術や性能、デザインにまで磨きを掛けたモデルを送り出すKMC。アメリカでも人気の高いRAV4をターゲットに開発されたのが当モデルだ。スポークのU 字型のアクセントやビードロック調デザインなど“タフさ”もあるが、1色仕様はストリートにも似合うスマートさも保持。タイヤ次第で、様々なステージに合わせられる点も魅力。
SIZE▪15×7.0~18×8.0
COLOR▪サテンブラック、サテングレー、マットブロンズ
取材協力 m-confidence
車種関係なく、トータルカスタマイズを提案するエムコンフィデンス。今回撮影したRAV4は社長の愛車だ。レディーリフト製キット装着の工賃を伺うと、「ウチなら3万5000円~とかかな」とのこと。
神奈川県横須賀市大矢部3-17-19
046-836-1237
http://www.m-confidence.com/
問:MLJ 03-5473-7588
https://www.mljinc.co.jp/
スタイルワゴン2020年4月号より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ]