以前、こちらに登場していただいた「トミタクさん」こと富松拓也(とみまつ・たくや)さん。トミタクさんのガレージにお邪魔して愛車を取材中、ガレージに入庫していたポルシェ 356B 2000GS カレラ2のエンジンを見せていただきました。そのエピソードが大変濃厚だったため、今回「トミタクさんのポルシェ 356B 2000GS カレラ2エンジン復活記」としてお届けいたします。
*過去のトミタクさんの記事はこちら

敏腕エンジンビルダー・富松拓也さんのもとで幸せに暮らすフェラーリ 512BBi

トミタクさんのプロフィール

「トミタクさん」こと富松拓也さんは現在46歳。ファクトリー「Office Tomitaku」のオーナーであり、自動車関連会社でチーフエンジニアも務めています。あらゆる車種のエンジンを修理し、部品まで自作するトミタクさんは“幻のエンジン”と呼ばれる「オーエス技研TC24-B1」を甦らせたとして、自動車業界に広く知られる凄腕エンジンビルダーです。さらに、ものづくりの魅力を伝えるべくラジオ出演、自動車誌への寄稿、カーイベントのトークショー出演、大学のラリープロジェクトへ講師として参加するなど、活動は多岐にわたります。

トミタクさんの代名詞“幻のエンジン”オーエス技研TC24-B1

TC24-B1は、1980年にオーエス技研が開発した伝説のモンスターエンジン。当時のフェアレディZやローレルなどに搭載されていたL28型をベースにし、独自の技術でツインカム4バルブ(クロスフロー方式)を採用。たった9基しか生産されなかったため“幻のエンジン”と呼ばれています。

▲オーエス技研TC24-B1[画像提供/富松拓也さん]

TC24-B1の存在しなかった部品のほとんどが、トミタクさんの手で製作されました。レストアを終えて2005年に復活。現在は、復活した個体を含めた4基が現役。その4基すべてをトミタクさんがメンテナンスしているそうです。さらに、現在では改良された「TC24-B1Z」がオーエス技研で販売されています。

▲レストアを行うトミタクさん[画像提供/富松拓也さん]

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