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高嶺の花の代名詞、フェラーリは意外なほど“安くあがる”スーパーカーだ


ときどき、ボクは思う。

お金がなくなってランボルギーニ・ウラカンを維持できなくなったり、新しくランボルギーニを買えなくなったらどうしよう、と。


そして、そういったときに必ず思うのが「そうなったらフェラーリを買うか」ということだ。


え?ちょっと待って、と思うだろう?
フェラーリもランボルギーニと同じくらい高いんじゃないの?


高嶺の花の代名詞、フェラーリは意外なほど“安くあがる”スーパーカーだ


フェラーリは買ってから売るまでは”安く”あがるクルマだ


だが、ぼくはフェラーリについて、「買ってから売るまでのトータルを考えると、これほど安上がりなクルマはない」と考えている。

その理由はなぜだろう?
ボクが考える「3つの理由」を示してみよう。


フェラーリはローンでの支払いを低く抑えることができる


まず「購入」についてだ。
フェラーリは高価だ。
それは間違いない。

だが、同時にリセールが高いため、残価設定ローンを組む際の「残価」も高い。
たとえば、輸入車の一般的な残価は「3年で50%」だ。
これはポルシェであろうがBMWであろうがメルセデス・ベンツであろうが大差はない。

しかしフェラーリの残価は3年で75%に設定されている。


これがどう影響するのかということだが、たとえばフェラーリが3000万円だとして、手持ち資金が500万円だとしよう。
そして3年の残価設定ローンで購入すれば、3年後の残価である(3000万円の75%となる)2250万円を差し引いた750万円を支払えばいいという計算だ。


そして、750万円からから500万円をマイナスすると250万円になるから、これを3年で分割した場合、金利が1.9%だとすると「毎月10万8100円」でフェラーリが買えることになる。


高嶺の花の代名詞、フェラーリは意外なほど“安くあがる”スーパーカーだ


もう一つの例として、BMW M4を考えてみよう。
BMW M4の3年後の残価設定は50%だから、ローンを組むと500万円だけを払えばいい。
ここで手持ち資金が200万円の場合だが、500万円から200万円を差し引いて、300万円の論を組むと仮定しよう。


フェラーリの場合と同じく金利1.9%で計算すると、3年ローンの場合、毎月93,900円での購入が可能となる(借入金額が多いのに、毎月の支払額がフェラーリより少ないのは、”残価”も借入対象として計算しているためだ)。


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