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【高校野球】市川工・小国佐杜利主将が仁王立ち宣誓 自己採点200点「一生の思い出」/千葉


第107回高校野球千葉大会開会式 選手宣誓を行う市川工・小国主将(撮影・北村健龍)

<全国高校野球千葉大会:開会式>◇5日◇ZOZOマリンスタジアム

第107回全国高校野球千葉大会が5日、開幕した。

習志野、拓大紅陵の吹奏楽部計200人の演奏に合わせ、千葉商大付の池田隼晟選手(3年)を選手先導役に続き、163校(147チーム)が行進した。

快晴の中、心地よい海風とともに市川工・小国佐杜利主将の大きな声がスタジアムに響き渡った。

「宣誓。この夏の白球に、私たちは高校野球にかける全てを託します。厳しい練習の中で、泥だらけになり、時には心が折れそうになりながらも、流した汗と涙は、私たちを心身共に鍛え抜いてくれました。いよいよその成果が試される時が訪れようとしています。今、高校球児にとって一生の思い出となるべく用意された、最高の舞台に立てる喜びをひしひしと感じています。私たちは、この一球一打に、共に苦難を乗り越えてきた仲間との固い絆を、そして日々の血のにじむような鍛錬の証を込めます。時には厳しく、時に助け合う中で育まれた礼儀、規律、そして困難に立ち向かう諦めない精神こそ、高校野球が教えてくれた最も大切な人間力です。チームワークの大切さを胸に刻み、お互いを信じ、励まし合いプレーします。チームのために、そして、応援してくださる皆さんのために、一瞬一瞬にときめきながら、全力で戦い抜くことを誓います」。(全文)

「千葉県で唯一自分が輝いていると感じていた」と宣誓の瞬間を振り返った。前日には壮行会が行われ全校生徒の前で練習した。「(宣誓の自己採点は)200点で。一生の思い出です」と堂々とした仁王立ちでやりきった。

「伝えたいことが伝えられた」と話す宣誓文には全力でプレーする決意が込められていた。「全力でやることは楽しむことと同じ。全力でやると気持ちがいいのでチームに浸透すると楽しくなる」。言葉どおり全力疾走で笑顔を浮かべながら壇上へ。緊張の瞬間を楽しんだ。小国主将は「夏のベスト16を目指して全力で頑張る」と意気込んだ。

また、開会式後は、習志野吹奏楽部、拓大紅陵吹奏楽部による「千葉県高校野球にエールを送る」演奏会が行われ開会式に花を添えた。

大会は、10日から1回戦が行われ、順調に日程を消化すれば決勝は26日、同球場で行われる。

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