本来、CLは輸入車メディアと言いつつ、このところ輸入車とは関係ない記事が多くなり恐縮でしたが、去る12月2日に愛知県大府市の「あいち健康の森公園」の駐車場にて、イタリア車をメインにしたイベント「あいちトリコローレ2018」が開催されたので、その模様についてお送りしようと思います。
あいちトリコローレ2018
愛知県と言えば言わずと知れた自動車産業の街で、クルマと言えばトヨタ車ばかりと思われがちですが、実際のところはいうほどトヨタ車が走っているわけでもなく、むしろ適度にバラつきがあって、県内に豊橋港と名古屋港ある事もあって輸入車ディーラーも多く、欧州車はもちろん日本市場を苦手とするアメリカ車も例外ではなく、日本に正規輸入されていないダッジチャージャー/チャレンジャーやマスタングを並行輸入する業者が複数あり、愛知県民的には「アメリカ車が日本で売れていない」という話がいまいちピンと来ないほどです。
田舎町の、筆者の近所でも普通に現行フィアット500やボルボ、旧ミニ、ケーターハムスーパー7が走っていたり、徒歩圏内にヤナセとメルセデスベンツ専門の整備工場があったりで輸入車はごく身近な存在で、もし筆者が国産クラシックに傾倒してなければ今頃はスバル360とセリカLBではなくVWビートルかマスタングにでも乗っていた事でしょう。ゆえにこうした輸入車のミーティングやイベントも頻繁に開催されているようです。
例によって駐車場のクルマもチェック、まず目を引いたのはシトロエン2CVチャールストン、当時はフランス人にとって日本でいう軽乗用車のようなごく身近な当たり前のような存在だった事かと思いますが、今となってヘタな高級車やスポーツカーにも負けない強烈な個性を放っています。
なんと一般見学者の駐車場にフェラーリ328GTBがありました。これだからクルマのイベントやミーティングの見学者駐車場は侮れません。他にもポルシェやコルベットがところどころに駐車してありました。
公園でのイベントとあって、公園の一般利用者の方も大勢興味深そうにクルマを眺めてることも、公園内の野球場を利用していたと思しき草野球チームのメンバーがユニフォーム姿のまま野球そっちのけ(?)でフィアットやマセラティを興味深そうに眺めているのが印象的でした。ではごくごく一部ですが参加車両を見てみましょう。