皆様がお車を選ばれる際、さまざまな条件を決めて探すのではないでしょうか。新車だといくらでもオーダーできますが、中古車、ましてや20年、30年経過しようとするネオクラシックモデルや、50年前のクラシックモデルを探す場合には、100%希望条件に合致する個体が出てくることはまずもってありません。
今回は、「クルマ選びをするときに重視するべきこと」をご紹介しようと思います。
あなたの重要度は?
クルマを探すときの条件は大別すると以下のようなものが多いですね。
・価格
・走行距離
・状態
・色
・装備
・無事故
この中で、とくに年数の経過した20年30年以上経過したモデルを手に入れるとき、一番気を付けなくてはいけないのはなんでしょうか。
価格ですか?色ですか?無事故車ですか?
筆者が一番重要と考えるのは「状態」。そのクルマのコンディションです。つまり、どれだけメンテナンスされているかということです。その理由はまたあらためて、ということにして、そのほかの条件を見ていきましょう。
購入にかかる金額
まず価格は、通常はある程度の基準があります。この年式のこのグレードだと大体100万円から200万円というように「相場」というものがあり、これは状態や装備、走行距離によって変動します。通常100万円で売られているクルマを、10万円の予算で探そうとしてもラチがあきません。逆に、100万円が相場のクルマを5000万円で買おうという方もいらっしゃらないでしょう。
ある程度決まった範囲のなかで予算を準備できるかどうかというのが価格面での検討すべきところですね。現金一括で購入するのか、それともローンを利用するのか、頭金やボーナス加算はどうするか。金利が有利なのは販売店のローンなのかそれとも銀行ローンなのか、支払い回数、月々の支払金額はどうするか。下取予定の車があるなら、いくらで下取してもらえるのか、車種によっては専門店での買取金額も確認しておいた方がよいかもしれません。