近年はクルマを取り巻く環境も厳しくなり、自動車メーカーは言うに及ばずですが、模型業界も厳しく、マニアックな新製品の一方で撤退や事業縮小の話も耳にする昨今です。(皮肉な話で市場規模の縮小故に、筆者の様な変わり者が喜ぶようなニッチ商品が増えたという事情もあるのですが)
一方で、熱心な愛好家による展示会や、ネット上の模型コミュニティの活動は活発になっているようにも感じます。
久しぶりに隣町の個人商店の模型店に行くと、地元の模型サークルの展示会告知があったり、筆者が知らないだけで地元でもさまざまな模型サークルが活動しているようです。
地元のモデルカーショップ協賛のミニカー展示イベント
今回のイベントも、例によってカノカレかふぇにあった告知で知り、地元のモデルカーショップの協賛によるミニカー展示のイベントということでお邪魔してきました。
会場となったのは愛知県豊川市の「ミニチュアワールドカフェ」(http://miniature-cafe.com)のイベントスペース。まさか県内にこんなお店があるとは知りませんでした。どうやら運営は住宅メーカーや土建関係企業向けの建築模型会社のようですが、鉄道模型のレイアウトの注文にも応じてくれるそうです。愛知県でも静岡に隣接している豊川市、豊橋市周辺になると、ミリタリーモデルメーカーのファインモールドや、RCカーメーカーのカワダ模型やイーグル模型もあり、製造業で有名な愛知県でも模型産業で有名な静岡の影響が出てるようにも感じます。
会場となる、ミニチュアワールドカフェに行くとさっそく店舗前には本物のファニーカーのドラッグスターが展示してありました。
1/4マイル≒402mの直線区間を加速する事に特化しラジエーターは無し、5000馬力以上出ているそうです。
地元のカスタムカービルダーのディゼマ ジャパン(https://www.desima.jp)の1960年代のACコブラをモチーフにしたカスタムカー、ベースはBMWZ4だそうです。(当初はてっきりマツダロードスターと勘違いしてました)
電動トップを上げるとこの通り、デザイン的にもまったく違和感ありません。愛知県の東部はこうしたカスタムカーショップが点在するのが特徴です。