カーリースでは契約前に審査が行われますが、審査に通らない場合は連帯保証人をつけることが求められるケースがあります。どのような場合に、連帯保証人が必要になるのでしょうか。また、連帯保証人はどのような方に頼むといいのでしょうか。
そこで、連帯保証人が必要となる5つのケース、連帯保証人の条件について詳しく解説します。また、連帯保証人を立てなくても審査に通りやすいカーリースをご紹介しましょう。
- カーリースでは申込者の支払い能力などが不安視される場合は連帯保証人を求められることがある
- 連帯保証人には条件があり、親や兄弟、親戚にお願いするのが一般的
- 連帯保証人を立てたくない場合は、審査のハードルを下げやすいカーリースを選ぶのもひとつの方法
カーリースの契約に連帯保証人は必要?
カーリースは、連帯保証人を立てないと契約できないわけではありません。契約にあたり、安定した収入があるか、年収はどの程度か、さらに勤続年数や勤務先、信用情報などが審査され、「十分な支払い能力と信用力がある」と判断されれば連帯保証人なしでも契約できます。
一方、本人だけでは支払い能力などに不安があると判断された場合には、連帯保証人を付けるよう求められるケースがあります。
基本的に、審査を受けた後にカーリース会社が連帯保証人を立てるよう提案してくる流れで、審査に不安があるからといって、カーリース会社の指示なしに申込者側から連帯保証人を立てることはできません。
なお、保証人には「保証人」と「連帯保証人」の2種類がありますが、カーリースにおける保証人は通常連帯保証人です。保証人は債務者の支払い能力がない場合に支払いが求められるのに対し、連帯保証人は債務者に支払い能力がある場合でも、請求されれば支払う「義務」を負うことになります。連帯保証人のほうが、より重い責任が課せられていることを知っておきましょう。
保証人なしで審査に通るかすぐわかる
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連帯保証人が必要になる5つのケース
カーリース契約において、どのようなケースで連帯保証人が必要になるのでしょうか。よくある5つのケースをご紹介します。
収入が不安定
カーリースは一般的に複数年にわたる長期契約であるため、長期間リース料金を支払い続けられる安定した収入があることが重要視されます。
そのため審査では、社会的信用度が高く安定性が高いとみなされる正社員や、公務員が有利になる傾向があり、一方で、パートやアルバイト、フリーランスといった働き方の場合は不利になりがちです。一定の収入を得ている方でも、収入が不安定であると見なされた場合、連帯保証人が必要になることがあります。
無職や年金受給者である
収入がなく資産のない無職の方は、カーリースの契約にはほぼ保証人が必須であると言っても過言ではないでしょう。
年金受給者の場合は、年金のほかに不動産収入がある、十分な資産があるケースなどにおいては必ずしも連帯保証人が求められるわけではありません。ただし、収入が年金のみに限られる方は、連帯保証人を付けることが条件となるケースが多くあります。
学生または主婦(主夫)である
学生や主婦(主夫)の方も、連帯保証人が求められるケースが多くあります。学生や主婦(主夫)の場合は収入があったとしてもアルバイトやパートであり、安定性に欠ける、十分な収入ではないと見なされることがその理由といえます。
20歳未満
現在は18歳が成人年齢ではありますが、長年20歳が成人年齢であったこともあり、慣例として20歳未満の利用には連帯保証人が必要としているカーリースもあります。
また、20歳未満の場合、学生であったり、社会人であったとしても勤務年数が短かったりすることから連帯保証人が提案されるケースも見られます。
審査が厳しいカーリースに申し込んでいる
カーリースの審査項目は公表されておらず、審査に通過できる基準はそれぞれのリース会社で異なると考えられます。当然、審査の厳しさにも差があり、審査に通りやすいカーリースであれば単独で契約できるケースであっても、比較的審査が厳しいカーリースに申し込んだ場合は連帯保証人を立てるよう求められることもあります。
正社員でも連帯保証人が必要になるケースとは?
一般的に連帯保証人が不要で契約できると思われる正社員や公務員でも、場合によっては連帯保証人を立てるよう求められることもあります。
どういったケースが該当するのか、詳しく見ていきましょう。
借入れが多い
すでに複数からの借入れがある、あるいは、年収に対して借入額が多い場合は、収入が高くても連帯保証人なしでは契約できないケースがあります。
カーリースの審査では、年収に対し、年間に返済しないといけない借入額がどのくらいあるかも重要視される傾向があります。こうした年収に占める年間の返済額の割合を「返済負担率」といい、30~35%以下であれば、年収に対し返済のバランスが取れているとみなされ、審査に通る可能性が高いといわれています。
一方で、この返済負担率がその目安を大きく超えてくると、支払い・返済が滞るリスクが高いと判断され、連帯保証人が求められるケースがあるでしょう。
信用情報にネガティブな情報が載っている
一般的に、カーリースの審査では信用情報もチェックされます。過去にクレジットカードやローンの支払い遅延がある、債務整理をしているなど、信用情報に事故情報が記載されている場合、審査通過は極めて難しいといえるでしょう。
ただ、審査に比較的通りやすい傾向があるカーリースであれば、連帯保証人をつけることが提案され、それによって利用できるケースもあります。
勤続年数が短い
勤続年数は長ければ長いほど安定性、信頼性が高く、審査においても有利になる傾向があります。一方で年収が高くても勤続年数が1年に満たない場合は、収入の安定性の点から不安視され、保証人が求められることも少なくありません。
連帯保証人に求められる条件
一般的に連帯保証人となる方には、成人で、定期収入があり、金融事故を起こした経歴がない、安定性や信頼性があるといった条件が求められます。
〈連帯保証人の条件〉
- 成人であること(65歳以上は認められない場合もあります)
- 安定した収入がある(年金以外)
- 雇用形態および勤続年数が安定している
- 税金の未納、滞納がない
- 信用情報にネガティブな記録がない
- 反社会勢力ではない
- 多重債務者でない
など
なお、連帯保証人を立てた場合、連帯保証人も審査を受けることになります。審査内容はおおむね通常のカーリース審査と同じで、年収、勤務先、勤務形態、勤続年数や信用情報などがチェックされます。
カーリースにおける保証人は、「連帯保証人」であることは先に述べたとおりです。連帯保証人は支払いが請求されたら債務者の返済能力や意思に関係なく債務者に代わって支払う義務があるので、保証人よりも責任が重くリスクも高いといえます。
そのため、連帯保証人には親や子供、兄弟姉妹など血縁に依頼することが一般的です。ただ、カーリースによっては、条件を満たしていれば血縁関係にない方でも認められるケースもあります。
連帯保証人はいつまでに用意すればいい?
連帯保証人が必要となる場合は、カーリースの審査を申し込んだ後、「連帯保証人が必要である」旨の連絡があるのが一般的です。その連絡時に必要な書類や、いつまでに手続きすればいいのかなどについても案内があるので、よく確認したうえで指示に従って手続きを進めましょう。
審査に不安がある場合は、あらかじめ連帯保証人を依頼できる可能性がある方(家族など)に相談しておくとそのあとの流れがスムーズになるでしょう。
連帯保証人を依頼できる方が見つからない場合は、一度リース会社に相談してみましょう。保証会社を紹介してもらえるケースもあります。保証料は発生しますが、保証会社を利用することで連帯保証人がいなくても契約ができる場合があります。
連帯保証人を立てなくても契約できるカーリースはある?
どのカーリースでも審査があり、審査基準はサービス提供会社によって異なります。審査に単独で通るか不安があり、連帯保証人を頼める方もいない場合は、審査のハードルが低い傾向があるカーリースを選ぶのもひとつの方法といえるでしょう。
そこでおすすめなのが、「おトクにマイカー 定額カルモくん」です。定額カルモくんは、業界最安水準*のリーズナブルな月額料金を実現しているため、審査対象になる金額を抑えられ、審査のハードルが下げやすいのが特徴です。
例えば、定額カルモくんで最安料金を実現している、コストパフォーマンスの高さで人気の軽自動車「ミライース」なら月々 12,490 円から利用できます。審査対象の金額を抑えやすいことに加え、契約後も少ない負担でカーライフが楽しめるでしょう。
なお、場合によっては連帯保証人ではなく保証会社を利用できることもあります。加えて、最安のプランで審査に通るかどうかをあらかじめチェックできる「お試し審査」もあるため、審査に不安がある方は一度試してみるのもいいでしょう。結果に基づいて、車種やプランの変更が可能です。
* 文末の制作日における調査結果に基づく。調査概要はコンテンツポリシー参照
連帯保証人が必要なら事前に準備を!
カーリースの審査では、申込者の支払い能力や社会的信用性が不安視される場合、連帯保証人が求められることがあります。不安がある方は、事前に連帯保証人になってくれる方を探しておくといいでしょう。
また、できるだけ連帯保証人を立てずに利用したいなら、定額カルモくんのように審査対象となる金額を抑えやすいカーリースを選ぶのもおすすめです。審査に不安がある方は、ネットで5分ほどで申し込めて、本契約前ならキャンセル可能な「お試し審査」を受けておきましょう。
よくある質問
Q1:カーリースの契約で連帯保証人が必要になるケースとは?
収入が安定していない、学生や主婦(主夫)である、無職または年金受給者などの場合は連帯保証人が必要になることが多いといえるでしょう。また、現時点で安定収入があっても信用情報に事故情報が記載されている、ほかの借り入れがあり返済比率が上限を超える場合などにも連帯保証人を立てるよう求められるケースもあります。
Q2:連帯保証人は誰でもなれる?
連帯保証人の候補となる方にも審査があり、クリアしなければ連帯保証人として認められません。十分に安定した収入があり、信用情報がクリーンであることなどが求められます。また、カーリースにおける保証人は責任が重い「連帯保証人」であるため、親や兄弟などの親族に依頼するのが一般的です。
Q3:連帯保証人を立てずに契約できるカーリースはある?
連帯保証人を立てずにカーリースを利用したいなら、審査のハードルが低いサービスを選ぶのがおすすめ。業界最安水準の月額料金を実現している「おトクにマイカー 定額カルモくん」なら、審査の対象になる金額を抑えられます。また、場合によっては保証会社を紹介してくれるため、連帯保証人なしで契約できる可能性もあります。
※この記事は2024年7月1日時点の情報で制作しています