世界初のエレベーター付きリムジンバスを国内初導入!
東京空港交通は、車椅子のままでも乗車可能なバリアフリー対応高速バスの新たなタイプとして、世界でも例のない「エレベーター付リムジンバス」を国内で初めて導入する。
2018年12月より営業運行を開始する。
同社では、2016年4月から「東京シティエアターミナル~羽田空港国際線ターミナル」間、2017年12月から「バスタ新宿~羽田空港国際線ターミナル」間で「リフト付リムジンバス」を運行している。
また2018年6月に乗合としては国内初の「改良型リフト付リムジンバス」2両を追加導入し、「成田空港~東京シティエアターミナル/東京駅(鉃鋼ビル)」間で運行開始し、成田空港では第1・第2ターミナルでのリフト利用による乗降を可能にしている。
今回の「エレベーター付きリムジンバス」の導入により、バリアフリー対応高速バスは計5両となる。
【東京空港交通「エレベーター付きリムジンバス」】の詳細
運行開始日
2018年12月
車両概要
型式
三菱ふそう 2TG-MS06G改
乗客定員
通常座席39名(右側11列/左側8列)+補助席3名+車椅子専用1名(通常座席4席格納により車椅子1席分を確保)
車いす用昇降装置
車内エレベーター方式 ( ㈱メイキコウ製ボールねじ支柱式)
エレベーターサイズ 幅800mm×前後長1,300mm
許容積載質量 230kg
車両寸法
全長11,990mm×全幅2,490mm×全高3,460mm
エンジン
6S10(T2)排気量:7,697cc
最大出力:280kw(381ps)
最大トルク:1,400N・m(143kgf・m)
平成28年基準排出ガス規制適合 平成27年度燃費基準+15%
変速機
8速AMT(機械式オートマチックトランスミッション)
安全装備
衝突被害軽減ブレーキ・車線逸脱警報装置・ドライバーモニター・車両挙動制御装置 他
主な特徴
●新たな車椅子乗降方式を採用
エレベーター装置を車内に設置すると、客室開口部が小さく雨風の影響が少ない。車内での垂直昇降により利用者の安心感も向上
エレベーター部への乗降はスロープ板を使用するため、停留所では概ねノンステップバスと同様に、より円滑な乗降に対応
●簡便かつ多様な車椅子に対応した固定装置により固定
時間短縮と円滑な対応を実現
●エレベーターならびに車椅子固定方式の改善による乗降所要時間の短縮を図り、乗入場所の選択範囲を拡大
●エレベーターを設置する一方、手荷物収容スペースも確保
●最新ASV機器搭載、ならびに最新の排ガス規制・省燃費基準に対応
エレベーターによる車椅子乗車手順
スロープ板で車内に入ったあと、90度方向転換。方向転換完了後に、上昇して乗客席へ
お問い合わせ
東京空港交通株式会社 運行部
03-3665-7138
ニュースソース
東京空港交通 ~世界でも例のないエレベーター付リムジンバスを国内初導入~平成30年12月より営業運行開始
(バスとりっぷ編集部)