目次
駒ヶ根から千畳敷カールへのアクセス方法
東京・名古屋・大阪から駒ヶ根へのアクセス方法
東京から駒ヶ根
名古屋から駒ヶ根
大阪から駒ヶ根
千畳敷カールへは宿泊・日帰りバスツアーで行くのもあり
紅葉・登山で行きたい千畳敷カールとは
「カール」とは日本語で圏谷(けんこく)といい、数万年前に氷河の浸食によってできた椀型の窪地のこと。氷河地形の代表格です。
千畳敷カールは、駒ヶ根市と宮田村にまたがる中央アルプス(木曽山脈)宝剣岳の直下に広がっています。アルプスの絶景を楽しめるだけでなく、春や夏はかわいらしい高山植物、秋は草紅葉の彩りなどが魅力です。
麓のしらび平から、中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイに乗って約8分で、標高2,612mの千畳敷にたどり着きます。その標高の高さから“天空の花畑”と称されることも。遊歩道も整備されているので、高山植物との出会いを楽しみながらのハイキングを満喫できます。
東京や名古屋からは数時間かかりますが、日帰りも可能。大阪からは日帰りは厳しいため、近くで1泊して澄んだ空気の星空を楽しむのもいいですね。
千畳敷カールの紅葉シーズンはいつ?
千畳敷カールや宝剣岳が黄色や赤に彩られた景色は圧巻、と紅葉の美しさも評判です。
紅葉の時期は9月中旬から10月上旬頃。小さな高山植物から紅葉し徐々に木々が色づいていきます。ロープウェイからは360度の紅葉の絶景を楽しみ、千畳敷カールでも紅葉に包まれながらハイキングを楽しめますよ。
千畳敷カールは冬景色も魅力
日本一標高の高いスキー場「中央アルプス千畳敷」もあり、標高2,612mという立地で冬景色を楽しめるのも千畳敷カールの魅力です。
雪は10月中旬頃から降り始め、厳冬期には静まり返ったような白銀の世界になります。ロープウェイからは樹氷や白く染まった山々の景色が楽しめ、雪に包まれた千畳敷カールでは「日本の景色とは思えない」とその迫力に感嘆する声も。
また、日本一高い場所に建つ「ホテル千畳敷」では星空観測プランなどもあり、白銀と満点の星空も楽しめますよ。
駒ヶ根から千畳敷カールへのアクセス方法
千畳敷カールへは、高速バスや電車で駒ヶ根まで行き、駒ヶ根から路線バスとロープウエイを乗り継ぎアクセスします。
駒ヶ根からのアクセスは以下の通り。
路線バスは冬は1時間に1本、春夏秋は30分に1本の間隔で運行しています。
ちなみに黒川平~しらび平間は一般車両は通行止めとなっているため、マイカーでアクセスする場合も、菅の台バスセンターで路線バスに乗り換えてロープウェイしらび平駅までアクセスする必要があります。
東京・名古屋・大阪から駒ヶ根へのアクセス方法
電車や高速バスで駒ヶ根までアクセスする際のルートは以下の通りです。結論からいうと電車利用と高速バス利用では、乗り換えがなく料金の安い高速バスがおすすめです。
■東京から駒ヶ根
ルート:新宿~(JR中央本線 特急あずさ5号 )~ 岡谷~(JR飯田線)~ 駒ヶ根
所要時間:約4時間
料金:7,060円
乗り換え:1回
ちなみに特急列車を使わずに京王線特急とJR中央線を乗り継いで行くこともできますが、所要時間が特急料金と比べ、+1時間半ほどかかります。普通列車のみの料金は4,510円です。
【高速バス】
ルート:バスタ新宿~(高速バス)~駒ヶ根バスターミナル
所要時間:約3時間30分
料金:4,000円
乗り換え:なし
■名古屋から駒ヶ根
ルート:名古屋~(JR中央本線 特急しなの)~ 塩尻~(JR中央本線) ~岡谷~(JR飯田線)~駒ヶ根
所要時間:約4時間
料金:6,800円
乗り換え:2回
【高速バス】
ルート:名鉄バスセンター~(高速バス)~駒ヶ根バスターミナル
所要時間:約2時間35分
料金:3,200円
乗り換え:なし
■大阪から駒ヶ根
ルート:新大阪~(東海道新幹線)~ 名古屋~(JR中央本線 特急しなの)~ 塩尻~(JR中央本線) ~岡谷 ~(JR飯田線) ~駒ヶ根
所要時間:約4時間45分
料金:11,350円
乗り換え:3回
【高速バス】
ルート:大阪~(高速バス)~駒ヶ根
所要時間:約5時間15分
料金:5,150円
乗り換え:なし
※新幹線・特急は通常期・指定席の料金
※出発時間によって料金・乗り換え回数は異なる
※2022年7月調べ
千畳敷カールへは宿泊・日帰りバスツアーで行くのもあり
千畳敷カールへはバスツアーを利用し行くこともできます。
大阪発は宿泊のみですが、名古屋や東京からは日帰りツアーもあります。例えば、東京発の日帰りバスツアーは1万円程度からあり、交通費がお得ですよ。
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(バスとりっぷ編集部)