目次
メインフロア:Kingyo Museum
JAPONE小路~JAPANISE AQUARIUM DISCOエリア
特別展示やパワースポットも!
奈良金魚ミュージアムへのアクセス方法
奈良市にあるNARA KINGYO MUSEUM(奈良金魚ミュージアム)
奈良金魚ミュージアムは、日本最大級の金魚ミュージアム・アクアリウムです。実は奈良県は、日本の金魚三大産地のひとつ。金魚ミュージアムは、奈良で金魚と親しみ、金魚をアートとして「体験」できる場所なのです。場所は奈良公園などの観光エリアからほど近い、ショッピング施設「ミ・ナーラ」の4階フロア。
![金魚ミュージアム外観。たくさんの提灯がお出迎え](https://image.kingsoft.jp/starthome/bustrip/2023-04-19/4641417a37a087db3d5253e35a6fec79_lg.jpg)
「施設内にあるのなら、小さな展示なのでは?」なんて予想しがちですが、奈良金魚ミュージアムは約600坪とかなりの広さ。約40種類・3,000匹もの金魚がゆったりと泳いでいます。また実際の金魚だけではなく、金魚ちょうちんや多数の金魚アート、プロジェクションマッピングもあり、展示のボリュームは驚くほど!
![入口フロア。金魚ちょうちんに金魚グッズ、奥には巨大金魚が](https://image.kingsoft.jp/starthome/bustrip/2023-04-19/c64e18894bbacfbc94f2f9fcee6dd4dd_lg.jpg)
![次から次へと金魚が登場。金魚尽くしになる心の準備を](https://image.kingsoft.jp/starthome/bustrip/2023-04-19/993941f423ebc8a929d207cfaa8bbd28_lg.jpg)
それでは、生きるアートたる"金魚体験"をご紹介。なお、ミュージアム内はすべて写真や動画撮影がOKですよ。
メインフロア:Kingyo Museum
奈良金魚ミュージアムの中は、数カ所のエリアに分かれています。その中でもメインフロアとなるのが、Kingyo Museum。
その入口にどーんと座する(?)のは、日本一(※)の大きさを誇る金魚ちょうちん。金魚ちょうちんを名産とする山口県柳井市との特別コラボ作品で、全長はなんと8mです!
※現在常設されている金魚提灯としては日本一
![金魚ミュージアムのために特注で作られた、日本最大の金魚ちょうちん](https://image.kingsoft.jp/starthome/bustrip/2023-04-19/969a5c262ae59054194c3072e7bf5142_lg.jpg)
入場は、左右に大きく広がった尾ヒレの下から。中は7つのルームに分かれ、1部屋ずつ異なるコンセプトで、それぞれ異なるアーティストによる金魚アートが展示されています。
金魚ミュージアムはその名の通り、水族館ではなく美術館。金魚は生きるアートです。そのため、生態などの説明は最小限。見て、感じて、楽しみ、愛でる……待っているのは、まさにここだけの金魚体験です。
![ミラーボールがゆったり回る、近未来的な金魚展示](https://image.kingsoft.jp/starthome/bustrip/2023-04-19/1c7966e8e48e31cb4f265dee0dc5c73c_lg.jpg)
![金魚の色気を感じるフォトスポット](https://image.kingsoft.jp/starthome/bustrip/2023-04-19/1556ca6d5cc2c859d71a48f7b8a02b0c_lg.jpg)
次から次へと登場する、華やかできらびやかな金魚の世界!
なお金魚ミュージアムの運営は、アクアリウムデザイナーズ集団「UWS ENTERTAINMENT」。金魚たちはライティングなどがストレスにならないよう、時間をかけて環境に馴染み、日々丁寧にケアされています。
![まるで花畑を金魚が泳いでいるようなアート](https://image.kingsoft.jp/starthome/bustrip/2023-04-19/1865ae7d744e650640333abd5aa85730_lg.jpg)
![思わず見惚れてしまう、桜の中を泳ぐ金魚](https://image.kingsoft.jp/starthome/bustrip/2023-04-19/b04d8836824edcb2e05753fc18509e95_lg.jpg)
そして、数々のアートの中でもひときわ存在感を放つのがこちら! 宇宙をコンセプトに、水槽を水の惑星・地球に見立てた、美しき癒やしのアート空間です。
![「宇宙」をコンセプトとした空間アート](https://image.kingsoft.jp/starthome/bustrip/2023-04-19/be5d0fd85e6378dd26f261ab166991c4_lg.jpg)
![中へ入って撮影もOK。アートを体感!](https://image.kingsoft.jp/starthome/bustrip/2023-04-19/b64262fedd748913950a8b31f14e0f1d_lg.jpg)
ライティングの変化は朝から夜への移り変わりを表現し、水槽には本物の草やコケ類を使うこだわり。定期的にミストが噴き出す、幻想的な空間です。癒やされる~!
JAPONE小路~JAPANISE AQUARIUM DISCOエリア
金魚ミュージアムを見終えたら、JAPONE小路からJAPANISE AQUARIUM DISCOエリアへ。こちらは2021年のリニューアル時に新しく増えたエリア、ミュージアムのアートとはまた違った形の金魚たちが待っています。
![和情緒たっぷりのJAPONE小路](https://image.kingsoft.jp/starthome/bustrip/2023-04-19/35e3c721d4c3f3389bd043b47b78eb59_lg.jpg)
小路の両脇には、もちろん金魚! こちらを歩く頃にはもう「金魚はいて当たり前」な感覚になっているかもしれません。
小路を抜けた先にあるのがJAPANISE AQUARIUM DISCO。ここの目玉はズバリ、世界初・58面体ブリリアントカット水槽です!
![いわゆる「ダイヤモンドカット」の水槽。輝きがすごい!](https://image.kingsoft.jp/starthome/bustrip/2023-04-19/a0a854abb13e5a3cdfe5a8f5bb9bd778_lg.jpg)
水槽の上にはミラーボールがあり、上部から入ってきた光が内部で反射して、“輝きを漂わせる”設計。なんともきらびやかです。もちろんただのキラキラした飾りではなく、中には優雅に泳ぐ金魚の姿が!
こちらの金魚の品種は「丹頂(たんちょう)」。赤と白の姿を日の丸に見立てることで、「日本を元気に」との願いが込められているそうですよ。
![「丹頂」は頭部が赤くなるのが特徴](https://image.kingsoft.jp/starthome/bustrip/2023-04-19/86696cb1b1e9f22376c8f5206a903233_lg.jpg)
金魚と、日本の四季と、最先端技術。そしてキラキラ輝くミラーボール。きらびやかなのにゆったりと癒やされる感じもある、ちょっとクセになる空間です。
![キラキラ輝く水槽がたくさん!](https://image.kingsoft.jp/starthome/bustrip/2023-04-19/fce3589964e1f8ee1249d530c9274127_lg.jpg)
![万華鏡のようなライティングと金魚。不思議な光景](https://image.kingsoft.jp/starthome/bustrip/2023-04-19/3261cfb28677f1b94b93c631151dea9c_lg.jpg)
![奈良の四季風景の中を金魚が泳ぐプロジェクションマッピング。本物の金魚も](https://image.kingsoft.jp/starthome/bustrip/2023-04-19/a8780dc9a532c7b5e13a7c1d447aaea6_lg.jpg)
![手乗り金魚!?……と思いきや、これは映像作品。奈良の町を金魚が自由に飛び回る!](https://image.kingsoft.jp/starthome/bustrip/2023-04-19/b6759d397d01ed2025bf2d8fd3f8f5f4_lg.jpg)
更にその奥には、遊び心のあるエリアも。500個の金魚ちょうちんが下がる「五百金魚」のほか、「無限金魚」「人間水槽」など、見た目のインパクトがある展示が楽しい! 金魚の花札におみくじの書かれた「コイみくじ」は、普通と辛口の2パターンです。
![五百金魚。格子を繋ぐような展示は、「日本の端から端まで絆で繋ごう」との願いがこもる](https://image.kingsoft.jp/starthome/bustrip/2023-04-19/56960764db317caf86df76f401fceeca_lg.jpg)
![「コイみくじ」。表の金魚花札の可愛さに反して、辛口なコメントが面白い](https://image.kingsoft.jp/starthome/bustrip/2023-04-19/db2b3e4c89d171bbe2075ac7ddde89df_lg.jpg)
特別展示やパワースポットも!
金魚ミュージアムでは、期間限定の特別展示も積極的に開催しています。取材時に開催されていたのは「桜咲く土佐錦」。珍しい真っ白な土佐錦を、桜色の淡いライティングと桜のディスプレイで美しく彩った、春限定の展示です。
![「桜咲く土佐錦」。ロマンティック!](https://image.kingsoft.jp/starthome/bustrip/2023-04-19/a6df56ceadc3a3e5a3350fa253f4b902_lg.jpg)
また、ご紹介のほかにも展示はたくさん。1トンものパワーストーンが使われているパワースポット「アクアオアシス」や、12カ月の誕生石をモチーフにした12個の水槽、金魚をモチーフとしたトリックアート、お祭りの定番・金魚すくいまで。
あまりに多彩な金魚の魅力に驚くうちに、すっかり金魚にハマってしまうかもしれませんね。
![水の流れるパワースポット「アクアオアシス」](https://image.kingsoft.jp/starthome/bustrip/2023-04-19/db111fe419bebcae489217a47df6e487_lg.jpg)
![誕生石モチーフの水槽は全部金魚が違う](https://image.kingsoft.jp/starthome/bustrip/2023-04-19/1885df67f8976983373c52d492b0b2ab_lg.jpg)
奈良金魚ミュージアムへのアクセス方法
金魚ミュージアムの最寄り駅は新大宮駅。奈良公園や東大寺など、いわゆる奈良観光の玄関口となる近鉄奈良駅の隣駅です。新大宮駅からは徒歩15分ほどのため、新大宮駅・近鉄奈良駅・JR奈良駅からの無料シャトルバスを利用するのが便利です。
また、時期によってはバスツアーも開催されます。ボリュームたっぷりの展示を楽しんだあと、ランチや観光へ時間のロスなく回れます。特に奈良金魚ミュージアムは、天気や季節に左右されないスポット。一年中いつでも安定して楽しめますよ。
奈良へ行く高速バスは、以下から検索できます。
奈良行きの高速バス
癒やしの金魚たちとのひとときを、ぜひ楽しんでくださいね。
NARA KINGYO MUSEUM/奈良金魚ミュージアム
(陽月よつか)