ざっくり、こんなツアー
- 日本一美しい星空を堪能できる!
- 宇宙船のようなゴンドラで1,400m地点へ移動
- 星空以外のエンターテイメントも楽しめる!
長野県南部に位置する阿智村。壮大な自然、山々に囲まれたこの村は、環境省が認定した日本一星空がキレイな村なんです! 今回は、星空の美しさを堪能するため「天空の楽園 日本一の星空ナイトツアー」に参加してきました。
自然がいっぱい! 阿智村は魅力がたくさん
阿智村は、前述した通り星空が有名ですが、魅力はそれだけではありません。
この村には「美肌の湯」としても知られる昼神温泉が湧き、阿智川の近くには数多くの温泉施設が立ち並びます。
他にも、「100万本のコスモスガーデン」が開催されている治部坂高原スキー場や、1万本の花桃が植えられている花桃の里など、自然がたくさん。そのため星空はもちろん、季節によって様々な景色・夜景を楽しめるのもこの村のポイントなんです。
さっそくツアーへ参加! 会場までのアクセスはバスで
さっそく天空の楽園ツアーへ参加してきました。阿智村にあるほとんどの旅館は、シャトルバスを運行しているため、ホテルでバスを事前予約しておくといいでしょう。
筆者の滞在した旅館「湯多利の里 伊那華」でもシャトルバスを運行していたため、チェックインの際に申し込みました。
ナイトツアーが開催されているヘブンスそのはらへ到着!
ナイトツアーが開催されている「富士見台高原ロープウェイ ヘブンスそのはら」に到着。バスを降りてからチケット売り場までの道は、プロジェクションマッピングで彩られていました。
チケット代にはゴンドラの往復料金も含まれています。チケット購入後は、まるで宇宙ステーションのようなゴンドラ乗り場へと向かいます。スタッフさんも宇宙飛行士の衣装を身にまとっていて、雰囲気は抜群!
“宇宙船”ゴンドラで、標高1,400m地点へと出発!
さっそくゴンドラに乗りました。ゴンドラには小さなモニターが設置されており、映像で星空の説明などをしてくれます。スイスイ登っていく感覚に少し恐怖も覚えましたが、それよりもジェットコースター好きな筆者はウキウキ気分を楽しめました。
夜が更けていく山々の絶景を楽しみながら、標高1,400m地点の山頂駅に到着しました。到着したころには、すっかり暗くなり、山頂駅のイルミネーションが美しかったです。
消灯カウントダウンまでは、場所探しをしたり休憩したり
筆者が山頂駅に到着したのは夜7時半過ぎ。会場すべてが消灯し夜空を眺めるカウントダウンが始まるのは夜8時です。その間、売店に寄ったり、場所取りなどをしたりします。
会場は、2つに分かれています。山頂駅付近の会場は「STAR GUIDE AREA」。ここでは星空を見ながら、星座の解説も楽しむことができます。
「STAR GUIDE AREA」から歩いて5分ほどのところにあるのが「ENTERTAINMENT AREA」。この場所では星空以外にも、音楽などエンターテイメントを楽しむことができます。
筆者は後者のエリアを選び、そこで星空を眺めることにしました。8時消灯後、エリアを移動できないことはないですが、真っ暗なため少し危ないかもしれません。ひとつの場所をあらかじめ選んでおくといいでしょう。
いよいよ消灯! 隣の人の手を握ってカウントダウン!
さて、いよいよ消灯の時間。「ぜひ隣の人の手を握ってカウントダウンしてください」といったアナウンスが流れます。筆者の近くには女子旅で訪れた女の子グループがいたのですが、照れくさそうに手を握っていて、なんだかほっこりしました。
消灯後、場内は本当に真っ暗! 場内に集まった人々は、レジャーシートに寝転びながら、夜空を眺めます。
「ENTERTAINMENT AREA」ではプロジェクションマッピングを使ったライブショーがスタートしました。「シグナス」というバンドの演奏で、幻想的な映像とともに星空にぴったりの音楽を楽しむことができました。
ちなみに、エンターテイメントショーの内容は時期によって変わるそうです。
イベント終了! 帰宅前にはお土産をゲット
同ツアーは30分程度で終了。帰りのゴンドラに向かう道にも、プロジェクションマッピングで星空を演出してくれていました。
ゴンドラを降りたところ(麓のゴンドラ乗り場)には、「STAR VILLAGE CAFE」があります。カフェの空間を、「星」「宇宙」をイメージしたプロジェクションマッピングやインタラクティブアートで演出しているお店です。旅館へと帰る前にここでお土産を買うことができました。
まとめ
今回、この「天空の楽園 日本一の星空ナイトツアー」に参加して思ったのは、カップルは幻想的な雰囲気、子供連れは星座探しなど、楽しみ方のバリエーションが多い! ということ。そのため誰と参加しても素敵な思い出になること間違いありません。
ちなみに、夜は少し肌寒いので夏でもちょっとした上着を持っていくことをお勧めします。
(トキエス)