次世代バスシステム構築を進める「福島交通」を取材
特集の1つめは「2021春のオムニバス」。コロナ禍でバスは利用者数を減らしている中、脱炭素社会に向けた新型電気バス、ドライバー不足への対応やコロナ禍以降の需要回復などを見据えた新車の導入が進んでいる。また自動運転やMaaSなどへのトライアルも活発に行われている。
本特集ではこうした動きの中から15例を集め、特集でお届けする。
特集の2つめは「観光バスにはやっぱりガイドさん!」。現在の貸切バスはガイドがオプション化したこともあり、ガイドさんが乗務するケースは減りつつある。本特集では女性ガイドさんを帝産観光バスに、またわずかずつながら採用例の増えている男性バスガイドさんを3事業者に訪ねてインタビュー、観光バスにおけるガイドさんの役割を改めて考えるとともに、男性にとってどのような職種であるかも見ていく。
バス事業者訪問はNo.56以来の、福島交通。みちのりグループとなって12年。震災、台風、コロナ禍といった様々な苦難を体験しながらも、次世代に向けたバスシステム構築を進める姿を取材した。また2019年の台風19号に伴う水害で配置車の過半数が水没した郡山支社のご担当者にも取材、当日の様子とその後の経過を振り返る。
またこれにより、やむなく廃車された66台のリストも掲載した。
その他に、安全関連の装備を採用した事業者のレポート2つ、さらに新企画としてベテランのバスファンによる1970年代のバスの走る風景を短期連載でお届けする。
ぽると出版「バスラマNo.185」
【税込定価】1,498円(本体1,362円+税10%)
【サイズ】A4判 96ページ
【書籍コード】978-4-89980-185-6
【概要】
・バス事業者訪問223 福島交通
・【特集】2021春のオムニバス
・【特集】観光バスにはやっぱりガイドさん!
・【レポート】大阪シティバスがモービルアイを一括導入
・【レポート】エンジンルーム自動消火装置“フォグメーカー” JRバス関東とニチボウに聞く
・【短期連載】あの頃のバス 渡邊嘉也さんの写真帖から
・粒よりの最新レポート、連載ほか
ぽると出版HP
(バスラマインターナショナル)