ざっくり、こんなバス
- 3列独立シートと4列シートのコンビ車両
- Wi-Fi、電源、トイレありで快適!
- 靴を脱いでくつろげるフットレストあり
では、車内設備を紹介していきますね。
コネクトライナーのシート・設備はどうなってる?
今回乗車したTZ341・342便(西船橋・有明ガーデン~富山・金沢線)の車両は、前方3列独立シート、後方4列席シートのコンビ車両。
ちなみに、関東~北陸を結ぶ丹沢交通の夜行バスには、TZ-321・322便(羽田・横浜・町田・海老名~富山・金沢線)もあり、そちらは全席3列独立シートカーテン付き車両です。
私が今回利用したのは3列独立シートです。正面から向かって左手、車両の中ほどにトイレがあります。チケット購入時に座席指定はできず、バス会社側で席を決定するのですが、カップルや友人同士は近くの席になるよう配慮がなされていました。
私の座席は2Aで、窓際の席でした。ヘッドレストに可動式の枕は付いておらず、シンプルな作りです。ブランケットやスリッパなどのアメニティはありませんでした。
座席をフルリクライニングさせた様子。シート角度は最大で120度ほどありそうでしたよ。
こちらは、フルリクライニングさせた座席を横から見た様子。足元には、靴を脱いで足を乗せるタイプのフットレストがありますよ。
身長157cmの私だと、フットレストの端に足が乗るくらい。足元にドリンクホルダーがあるので、立ち上がる際に足を引っ掛けないよう要注意です。
A席とB席の間は約30cmといったところ。大きな荷物がある方はトランクに預けてから乗車しましょう。
各座席のアームレスト部分に、充電用のUSBポートが付いています。
4列シートも、リクライニング、レッグレスト、フットレスト、USBポート充電の設備があります。
車内ではHighwayBUS Wi-Fiが使えて便利!
トイレがあるので、長丁場の移動でも安心です。
コネクトライナーの乗車体験記
コネクトライナーは西船橋駅付近から出発し、有明ガーデンで乗客を乗せて富山、金沢に向かいます。私は今回、住まいから電車一本で行ける西船橋から乗車することにしました。
途中、有明ガーデンで乗客を乗せたらいよいよ金沢へ。関越自動車道から高速道路を走り、埼玉県入間郡三芳町の三芳PA、長野県長野市の松代PA、富山県滑川市の有磯海SAで20分ほどの休憩があります。
有明ガーデンで乗客を乗せ、三芳PAで1回目の休憩を取ります。私は高速バス移動の休憩では外に出て、何か面白いものがないか見て回るのですが、三芳PAには川越名物のお菓子「いも恋」がありました!
「いも恋」は輪切りのサツマイモにつぶ餡を乗せ、もちもちとした食感の生地で包んだ饅頭です。甘さ控えめで小腹を満たすのにぴったり!
三芳PAを出発すると、消灯となります。消灯後の休憩ではアナウンスはなく、前方のカーテンが開いて誘導灯が点いたら休憩開始です。くれぐれも出発時間は厳守で!
最初の降車地である富山駅で乗客を降ろした後に、バスは最終目的地の金沢に向かいます。富山駅を出て約1時間半後、バスは定刻より20分早く金沢駅西口バスターミナルに到着しました。ここから金沢の台所、近江市場に向かって朝食をとり、観光に出かけます!
以上、コネクトライナーを紹介しました。ゆったりと体を預けられる3列シートはとても快適でした!
これから金沢~関東間を移動する予定がある方は、この乗車記を参考にしてみてくださいね。
コネクトライナーTZ341・342西船橋・有明ガーデン⇔富山・金沢(3列・4列)
コネクトライナーTZ321・322便羽田・横浜・町田・海老名⇔富山・金沢(3列)
※取材協力/丹沢交通
(為平千寿香)