四季折々の草花が咲き誇る百花園&幸せな癒し空間“カピバラカフェ”
タレントの南明奈さんと共に散策する東京下町旅。スタートは東向島『向島百花園』からです。ここは花屋に売っている花ではなく野に咲く草花を見るために、江戸時代に骨とう商を営んでいた佐原鞠塢が開園した「民営の花園」です。
庭園に咲く約230種もの草花は庶民的で、大名庭園に咲く百花繚乱な花々とはまた異なった美しさを持っています。早速ぶらサタ一行も春の訪れを告げる「節分草・セツブンソウ」を見つけることができました! 寒さもまだ残るこの季節に何故かほっこりしますよね。


一行は墨田区循環バス『すみだ百景すみまるくん』に乗って東京スカイツリーに近づいていきます。住宅街の中に見つけたのは『café capyba』(完全予約制)。その名の通り、カピバラのいるカフェです。
カピバラは一日に3キロも食べる大食漢でエサを与えると鼻息「フンフン」! 物おじしないのんびりした性格のカピバラを見ていると、私たちも自然とのんびりとした気持ちになってきますよね。


カピバラに癒された一行は、バスで押上へ。東京スカイツリーのすぐ近くでランチにしましょう。訪れたのは昨年11月にオープンした『和ブランチ 熾き火(おきび)』。ここで頂くのは一番人気のメニュー『熾き火ヘルシー籠十品膳』です。小鉢に盛られたヘルシーなお惣菜をたくさんの種類食べられるので特に女性に人気なんだとか。味だけでなく見た目も大切ですよねー!


世界にひとつ! ガラス彫り体験&下町人情商店街で懐かしグルメ
お腹も膨れたところで『ガラス彫り』の体験教室へ。この地域は古くからの工場・工房などが数多く残り、墨田職人が直々に教えてくれるワークショップもあるんです。
一行が訪れたのは『小さな硝子の本の博物館』。ガラスを直接削って模様を描いていく作業ですが、世界に一つだけのオリジナルガラス製品ができるのでみんなこの表情です! 下町らしい思い出になりましたね!


一行は京島にある『下町人情キラキラ橘商店街』へ。一見すると普通の商店街にみえますが、実は約470メートルの通りに、昭和の雰囲気を“あえて残した”おしゃれレトロなお店がたくさんあるんです。そのうちのひとつがこちら『muumuu coffee』。なんとここ、コーヒーとけん玉のお店です!!
当たり前か当り前じゃないのか店前にはけん玉を楽しむお客さんとけん玉を教えるスタッフ! 大人たちが一心不乱にけん玉を楽しんでいる不思議空間です。もちろんコーヒーも上等品。一杯ずつ丁寧に淹れたコーヒーを飲みに来る常連さんが多いというのも頷けます。


商店街をぶらぶらするとこれまた味のある看板を発見。大正元年創業のコッペパン専門店『ハト屋パン店』。あんバターコッペやピーナッツバターコッペなど懐かしいメニューに並んで『揚げコッペ』も!
先代の店主がお亡くなりになり一度は閉店されたそうですが、常連客だった現オーナーが「この看板を残したい!」という気持ちからリニューアルオープンさせたそうです。
近くにある『紅月ふとん店』の看板がある場所にも足を運んでみてください。看板に偽りあり!(笑)建物は残しつつ布団とは全然違うものが売っていますよ! 人情味溢れる下町だからこそ残っている風景なんですね。


日が暮れてくると昼間とはまた違った景色を見せてくれる東京の下町。レトロな街並みは自然とそうなったわけではなく、そこに暮らす人たちが守ってきたからこその風景なんですね。ほんわかと明かりが灯り、思わずシャッターを切りたくなるようなフォトジェニックな世界に、この休日足を運んでみませんか?
ぶらぶらサタデー「タカトシ温水の路線バスで!」番組概要
【出演】タカアンドトシ、温水洋一ほか
【ナレーター】市川展丈
【ぶらぶらサタデー「タカトシ温水の路線バスで!」とは…】
タカアンドトシ・温水洋一の3人が、路線バスを乗り継ぎながら目的地を目指す旅番組。乗り継ぎで降り立った地の絶品グルメや隠れた名店を紹介したり、旅先で地元の方々と触れ合う様子を紹介。
フジテレビ ぶらぶらサタデー
(バスとりっぷ編集部)