6月15日(日)に阪神競馬場で競馬のGⅠレース「宝塚記念」が開催されます。
競馬好きの小野聡子気象予報士による天気予報とレース予想をお伝えします。
レース当日の天気は?
毎年梅雨の時期に開催される宝塚記念は、過去10年のレースのうち5回の馬場状態が「重」か「稍重」と、雨の中で開催されやすいレースです。
阪神競馬場がある近畿地方は、6月9日に梅雨入りが発表されました。
小野気象予報士が解析したレース当日の6月15日(日)の予想天気図を見ると、阪神競馬場付近はちょうど前線がかかるでしょう。南から暖かく湿った空気が流れ込んで、断続的に雨が降りそうです。
レース前日の14日からレース当日15日の朝まで雨の予想で、馬場が荒れる可能性があります。
※撮影日6月15日時点の予報です。最新の予報は阪神競馬場の天気をご確認ください。
小野気象予報士のレース予想
小野気象予報士の着順予想はこちらです。
◎:ソールオリエンス
○:メイショウタバル
▲:リビアングラス
当日の馬場状態が「重」か「稍重」になることを想定した予想です。
過去のデータから、馬場が乱れた年は1番人気が勝っていないこと、撮影日時点で2番人気のロードデルレイは良馬場の経験しかないことから、あえて上位人気を外した予想としました。
本命のソールオリエンスは、2024年の宝塚記念で7番人気で2着となり健闘しました。
キタサンブラック産駒でスタミナがあり、芝が重くてもスピードを落とすことなく走り切れるのではないかと考えています。
また、大穴はリビアングラスです。
過去、稍重馬場でのレースに5回出走し3勝しており、稍重馬場での実績があります。
重馬場と不良馬場での経験はありませんが、キズナ産駒のパワーで押しきる可能性もあるのではと考えています。