長く続いた厳しい残暑がようやくおさまってきました。いよいよ「食欲の秋」の到来です。秋の旬の食材を使った、栄養も豊富なレシピのご紹介です。見た目も華やかで、リピートしたくなること間違いなし!秋の簡単なお料理3選をまとめました。
「食欲の秋」到来
ことし2023年の夏は、統計開始以来最も暑い夏となりましたが、9月もこれまでで最も気温が高くなり、過去にない「異例の暑さ」となりました。
ここのところ、気温が下がる日も出てきて、長く続いた厳しい残暑はようやくおさまってきました。
さて、「食欲の秋」と言いますが、これは気のせいではなく、理にかなっています。
というのも、人は一定の体温を維持するために、エネルギーを使います。外の気温が低くなるとともに、体温を維持するために、暑い時期よりも寒い時期の方がたくさんのエネルギーを使用することになります。このため、気温が下がるということは、その分、たくさんのエネルギーを消費することになるのです。
食欲の秋で、食べ物も美味しい時期ですが、食べ過ぎにはくれぐれも注意したいですね。
旬のカツオで見た目もお洒落なカツオユッケ 丼にしても〇
お刺身を買ってきて、和えて盛り付けるだけで、簡単で見栄えもお洒落なカツオのユッケです。
秋に収穫されるカツオは「戻りガツオ」と呼ばれ、エサをたっぷり食べて南下してきた、脂の乗ったカツオです。
【材料】(1~2人分)
カツオ 刺身1パック
みょうが・ネギ 適量
卵黄 1個
〇調味料
ごま油 大さじ1
醤油 おおさじ1
にんにく すりおろし少々
【作り方】
調味料を合わせて、カツオをあえておきます。(すぐでも大丈夫ですが、30分ほど寝かせるとよりおいしくなります。)
ネギとミョウガを切っておきます。
カツオをお皿に盛りつけ、白ごま、コショウを少々ふり、長ネギ、ミョウガものせます。
最後に卵黄をといたものを回しかけ、コクを出して完成です。
※カツオはたたきでもそのままでも大丈夫です。卵黄は苦手な方は省いても美味しく食べられます。
旨味を閉じ込めた 簡単秋鮭のホイル焼き
旬の秋鮭が出回る季節。鮭が赤く見えるのは、「アスタキサンチン」という色素が豊富に含まれているためで、「アスタキサンチン」には強力な抗酸化作用があり、疲労回復や美肌効果が期待できます。ボリュームのある鮭の主菜といえば、やはり「鮭のホイル焼き」。きのこもたっぷりで秋を感じられる一品です。
【材料】(2人分)
生鮭の切り身 2切
しめじなどきのこ類 適量
にんじん 1/3本
ネギ 適量
バター 10g~20g
〇調味料
醤油、またはポン酢しょうゆ 適量
【作り方】
生鮭に1切、1つまみの塩を振り、5~10分ほどおきます。
その間に、にんじんは火が通りやすいように細めの千切りにし、きのこは石付きを切り落とし、ほぐしておきます。
ネギも切っておきます。
アルミホイルを30センチほど広げ、中央にバターを薄めに塗り、水気をふき取った鮭をおきます。
鮭の周囲ににんじんを、上にきのこをのせて、バターをのせたら隙間ができないようにアルミで包みます。
包んだホイルをフライパンにのせて、ふたをし、中火で4分くらい、弱火で7分くらい加熱します。
※様子を見ながら加熱時間を増やしてください。
アルミを開いて、ネギを散らし、お好みでレモンを添えて完成です。
おうちで焼き芋 ねっとり美味しい焼き芋がトースターで簡単に
今が旬のさつまいも。スーパーでも種類豊富に出回るようになってきました。なんとおうちのおうちのトースターで簡単に美味しく、「ねっとり」とした焼き芋が楽しめるのです。
【材料】(1人分)
さつまいも MまたはSサイズ 1本
【作り方】
トースター1000wで40分~60分焼きます。
※最高15分などの機種も多いですが、都度回し直して、合計40分~60分になるようにしてください。
ねっとり甘くておいしい焼き芋のできあがりです。
さつまいもは種類によって、糖度や食感に違いがあるため、この秋にぜひ食べ比べして楽しんでみてはいかがでしょうか。